山口を歩く

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ハートネットTV「西日本豪雨 被災した障害者」

 ハートネットTV「地域で暮らすということ〜西日本豪雨 被災した障害者〜」 を観た。災害時の要支援者の避難支援の在り方についての衝撃的で示唆に富んだ番組だった。
 7月の西日本豪雨災害で岡山県倉敷市真備町は町の大部分が水没し51人もの方が亡くなった。その内の8割が高齢者や障害者など自力避難が難しい要支援者だったという。番組では命を落とした知的障害を持つあるシングルマザーの母とその幼い娘の辿った道のりを振り返っている。
 真備町の平屋で過ごしていた母と娘は、押し寄せた浸水に逃げ遅れ命を落とした。地域では相談支援専門員やヘルパー等の福祉的支援に支えられて暮らしていた。豪雨災害の当日、避難勧告が出されて支援員が電話で避難先の小学校に避難するよう連絡したが小学校の場所が分からないとのこと。市外に暮らす支援者は駆けつけることもかなわず集中する電話で地域との連絡も取れなかった。
 見えてきたのは福祉だけに支えられて地域で暮らしていた母娘の災害時の苛酷な現実だった。母娘に日常的な地域とのつながりがあればご近所さんの避難時の声掛けも可能だったのではないか。支援専門員という縦糸だけでなく地域という横糸のなかったことが悔やまれる。
 地域福祉に関わる立場から今後の災害時の要支援者の支援の在り方を考えさせられた。要支援者情報が個人情報保護との関係もあり地域で把握が難しい現実もある。それでも災害時の要支援者の支援の要はご近所さんである。
 地区社協は今回の高齢者敬老お祝い訪問事業を実施し75歳以上の方の多くの個人情報を寄せていただいた。災害時の要支援者の支援も見据えた見守り活動の第一歩を着手した。

 




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明日香 亮
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山口は豊かな自然と歴史や伝統に育まれた街である。散歩道で目にする四季折々の風景や風物詩を綴ってみたい。
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