心はずっと0798 |
もう今は自分の最晩年なのかもしれない、という気持が常にあります。
精神年齢の進行は残念ながら27か28で完全に止まってしまっていますが。
そうやって思うと、よく聞く話の
「私を変えた一冊の本」とか「信奉する人物」とかいう類のものが全くないという自分に気づきます。
まあ殆どの人はそうなんだろうと勝手に思っているわけですが、
小説を読んでがーんと打たれて何か自分に関することが決まったとか
「尊敬する***のように自分もなりたい」とか思ったっていう経験はいまだかつて一度もありません。
自分に自信があるわけでもないし(今こんなテイタラクに至った人生に自信がある方がおかしいし)、他人を見下しながら生きてきたわけではもちろんありません。
ただ、誰か人を信奉する・信奉したいという心が芽生えたことが一度もないだけです。
尊敬する人はいます。
ピアニストのビル・エバンスを心から敬愛していますが、提供してくれる音楽を愛して敬っているのが全てで人間として人物としてのエバンス氏がどうだこうだということには全く興味も関心もありません。
むしろ死ぬまでジャンキーだったという事実に「あかんやんけ」と思うだけです。
20歳前後での邂逅となった村上春樹氏の特に初期三部作は今でも強烈に私の意識や思考回路や感受性に深い影響を与えてはいますがその世界に同化したいくらいのめりこんでいたかというと決してそんなことはありませんでした。
昔の若い人たちがサルトルやサリンジャーにどっぷりのめり込んだということは知っていますが、そんな風になるという精神のありようは私からは遠かった。
音楽には音楽だけを求め、文学には文学だけを求める性分なのでY沢E吉的ありようだとかN渕某やO崎ナンチャラみたいなクズに絶対的信奉者がいたりすることは全く理解の範囲外です。おかしな宗教にしか見えない。
どいつも音楽的にはゴミです。
パンク・ロックなるまやかしを当時生理的に受け付けなかったのも同じ理由だと思います。
なので「これが座右の・・・」なものがありません。
不安定な生活状況が長年続くなかで多くの経営者の下で労働しましたが、数多く見てきたのは
「誰かの言ったことの引用で偉そうに言うけど、本人の意見がない」誰かの信奉だ
けしてればひとかどの人物になれた気になって、深くて立派なご高説を垂れた気
になっている愚か者ばかりでした。ものすごく多いんですよこの類の奴。
昔からいました、松下幸之助信者だとか坂本竜馬信者だとかナントカの武士信者だとかね。
今なら孫正義とか故・スティーブ・ジョブスなんかがそういう対象なんでしょうね。
あと野球の監督だったりとかね。くっだらないったらありゃしない。
音楽も文学も「思想の器」なんかでは断じてないし、スポーツと人生や社会を同列にして説教垂れるバカモンやそれを担いで喜んでるバカモンはいくら稼いでいようとどうでもいいし。
あれですわ、個人崇拝という要素が私の脳には見事に欠落してるんですね。
創業者や経営者がどんなことをやっていようと何を言っていようと参考になんか全くならないし尊敬もしないし学ぶことなんか皆無です。
市井の領域の無名の敗者が言うことや聞かせてくれる話にしか得るものはないからです。
うまくいった人には「ああ、よかったね」としか思わないし、そういう人達が言う
「自分は努力した・その結果今がある・ドヤ」には自分が恵まれた「運」に対する感謝が全く無いのが逆に嫌です。
オレガエラクナッタンハオレガエラカッタカラヤ、という運に感謝する心が全く無い様子が嫌いです。
「尊敬する人物は誰ですか」という質問をして深い問いかけをした気になっている救いようのない愚か者はもちろん大嫌い。
Miles Davis - So What
https://www.youtube.com/watch?v=ylXk1LBvIqU
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
今日 | 合計 | |
---|---|---|
ビュー | 108 | 429241 |
コメント | 0 | 1043 |
お気に入り | 0 | 19![]() |