山口を歩く

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環境変化に応じた盆踊りの見直しは?

 住宅街の盆踊りが地元小学校の校庭で開催された。今年も本部席のテントを中心に関係団体や自治会の各丁目の15の屋台が軒を並べ、社協と老人会によると敬老席がスタンバイした。
 地元劇団のオープニング、自治会長挨拶、来訪された市長の挨拶、みやたん登場、盆踊り開始、お楽しみ抽選会、ちびっこプレゼントといつも通りのプログラムがそれなりの盛り上がり見せながら坦々と過ぎていく。5時半から9時までの3時間半のイベントが無事に終了した。
 今年で33回目の盆踊りである。1982年にこの住宅街の分譲が開始され、その2年後に始まった。以来34年間に福知山線脱線事故追悼と台風直撃で2回の中止があったものの連綿として続けられた。自治会役員の年間最大のイベントであり毎年一斉に交替する役員が総力を挙げて関わりを余儀なくされる行事でもある。
 当初数年間は住宅街の小学校近くの公園で開催されていた。会場の公園は今よりかなり狭く規模もずっと小さかった。開発が進み新たな住民が移住し、ファミリー中心の住民交流のニーズが高まった。会場は広大な小学校校庭に移り、盆踊り自体の規模も大型化した。
 ところが今やファミリー中心の人口拡大の町は、人口減少の超高齢社会に移行した。盆踊り参加者も年々減少化していると思える。3年前から校庭である会場での飲酒が禁止され高齢者等の不参加に拍車をかけている。環境が大きく変化したにもかかわらず盆踊り自体は従来通りであればどこかに無理が出てくる。とはいえ自治会役員の結束と交流、少子化したとはいえ子どもたちの思い出づくり、年に一度の住民間の再会の場という役割等、盆踊りの果たす役割は尚少なくない。
 それでも環境変化への対応は避けがたい。存続か否かの選択でなく存続を前提に当初の会場への復帰等の規模縮小という選択肢は検討可能ではあるまいか。

 




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親の終活を息子と話し合った

 昨日の昼過ぎに帰省中の息子がUターンした。息子の嫁は実家の帰省で一足先に戻っている。最後の食事となる昼食を我が家の食卓で両親と囲んだ。久々の親子三人水入らずの食卓だった。
 めったにないいい機会だった。両親の終活について話しておこうと思った。終活全般はエンディングノートのソフトに入力済みであることを伝えた。リタイヤ後に我が家に戻るという選択肢について確かめた。墓や墓参りについての気持を聞いた。親の介護に関わる可能性について話をした。
 親の介護についての話題が中心になった。いずれかが介護が必要になっても片方が介護できればまだ何とかできる。問題はどちらかに先立たれ独居生活になってからだ。健在であるうちはまだよいが認知症等で日常生活に支障が出てきだした時にどうするか。2025年問題に象徴されるように施設入所のハードルは高く、在宅介護が避けがたい。いやおうなく子どもとしてのサポートも考えざるを得ない事態もでてくる。
 ご近所さんの個別ケア会議での経験が念頭にあった。認知症発症の高齢独居の男性の事例である。ケアマネさん中心に介護、看護、デイサービス関係者、ご近所さん、民生委員たちが息子さんをまじえてご本人の地域支援を話し合った。その際に大切なのは家族としての姿勢である。日常的なサポートはできなくとも、地域支援をお願いする前提にいざという時の関わりを覚悟する姿勢が必要だ。
 いずれ話し合わなければならないテーマであるものの、どちらかと言えば先送りしがちなテーマでっもある。お盆の帰省というイベントはそうした避けがたい話題も含めて「家族の絆」を考える機会でもある。


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白内障手術後の経過

 8月10日に白内障手術をして6日目である。左目の遠景優先レンズ挿入手術による視力の回復は顕著だった。両目共に遠景の輪郭がぼけていたのが左眼手術で遠景の視力が一気に改善した。視界の事物の輪郭が鮮明になり、テレビは過去の地上波アナログ放送がデジタル化した時のような感動的な鮮やかさになった。手術しなかった右眼の近景視力は維持されていたので近景についても眼鏡なしで過ごせる。
 術後の生活上の制約もほとんど解除された。術後三日間は洗顔、入浴、洗髪は禁止されていたがこれも一昨日から解除された。後は術後1カ月間の朝、昼、夕の食後と就寝前の1日4回の三種の点眼の煩わしさだけである。
 

 



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家内あっての子どもたちの帰省

 昨日の昼過ぎ、5泊6日のお盆帰省を終えて花ちゃん一家がUターンした。2歳9か月を迎えていっぱいおしゃべりができるようになった花ちゃんの傍若無人な振舞いの癒しの残像が残された。
 Uターンの日の早朝である。洗面所いっぱいにぶら下がった洗濯物が目に入った。前日の夜遅くに家内が処理した子どもたち家族の洗濯物である。盆正月の子どもたちの帰省の度に繰り返される家内の家事の大変さを想った。
 帰省前には子どもたちの寝室掃除や寝具の準備や食材手配がある。帰省中の炊事、洗濯、掃除は人数の多さに比例して倍加する。帰省後も寝室や寝具の清掃整理や部屋の片付けが待っている。娘や嫁の多少の手助けはあるものの多くは家内の手に委ねられる。亭主はほとんど役に立たない。
 ふと思った。家内に先立たれた場合、子どもたちの帰省はどうなるのだろう。奥さんを亡くしたひとり住まいの高齢知人の「子どもたちが寄りつかなくなった」というボヤキを耳にした。さもありなんと思う。独立した子どもたちにとって帰省先の実家は寛ぎと骨休めの場なのだろう。寛ぎや骨休めが期待できない場合、自ずと足は遠のくものだ。
 あらためて家内あっての子どもたちの帰省であることを思い知らされた。何としても家内に先立たれることは避けねばならない。

 



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孫たちの花火大会

 盆正月の我が家への帰省は花ちゃんのお友だちとの再会の場でもある。お向かいの娘さんたち二家族も帰省する。娘さん家族にはそれぞれの子どもたちが二人ずついる。花ちゃんより少しお兄ちゃんの男の子二人とちっちゃな女の子二人である。
 昨晩、夕食を終えて辺りが暗くなった頃、花ちゃんがお友だちと再会した。おばあちゃんが花ちゃん用に準備していた幾つかの花火セットが満を持して登板した。お向かいの4人の孫と花ちゃんを囲んだ花火大会が両家を挟む路上で始まった。
 二人のお兄ちゃんは花火を自分で手に持って上手にできる。初めてひとりで手にした花ちゃんは、自分や周りに花火を近づけすぎたりする。そのたびに大人たちが大騒ぎでたしなめ手を添える。すっかりなついた花ちゃんの手伝いをおじちゃんも買って出る。大人たちがスマホやデジカメでたっぷり子どもたちのスナップを撮り終えた頃、突然雨粒が落ちてきた。降りだした小雨は止みそうもない。ほぼ用意の花火も使い果たし、雨足を潮時に花火大会は終了した。
 お友だちとの初めての花火大会という花ちゃんの思い出のシーンが刻まれた。

 



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家族7人のお勤め

 3家族7人が揃った2日目の夕方。炊飯器がご飯が炊けたと合図する。ばあちゃんが花ちゃんに声を掛ける。「花ちゃんじいちゃんにお仏飯を持って行って!」。嬉々として花ちゃんが仏壇前でお勤めの準備をしているじいちゃんにお仏飯を渡してくれる。
 仏壇前に陣取ったじいちゃんを囲んで家族7人のお勤めが始まった。正信偈のお経を読むのは息子と娘だけである。花ちゃんは「ムニャムニャ」と口ごもる。昨年は読経中のじいちゃんのそばにやってきてしきりと話しかけたものだ。今年は事前に言い聞かせていたので母ちゃんの横でおとなしくムニャムニャしてるだけ。成長の証である。
 この穏やかな家族の気持合わせのお勤め風景はいつまで続くのだろうか。

 



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久々の三家族七人の顔ぶれが揃った

 昨晩、息子夫婦が帰省し娘夫婦三人と合わせて三家族七人の顔ぶれが揃った。玄関の三和土(たたき)には大小さまざまの色とりどりの履物が並んだ。花ちゃんのピンクのサンダルと白い靴がひときわ存在感を漂わせている。
 履物と同様にリビングの中心もやっぱり花ちゃんである。半年ぶりに再会したおじちゃん夫婦ともすぐになついている花ちゃん。おしゃべりがいっぱいできるようになった花ちゃんとの会話が始まる。
 得意技となった「あ〜なたのお名前は?」と話しかける花ちゃん。おじちゃんから「教えて」と返されると、ちゃんとおじちゃんの名前を「〇〇〇〇」と答えて喝采される。
 束の間の大家族となった我が家の心安らぐひと時を過ごした。

 



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白内障手術後二日目の驚異の風景

 昨日、左眼の白内障手術をした。麻酔が切れた時に痛みが出るかと思ったが特に痛みもない。ただ日常生活の不便さはやむを得ない。何せ左眼を大きな眼帯で覆われた右眼だけの生活なのだ。左右の感覚や奥行き感がずれている。加えて飲酒禁止も辛い。ネットで調べると眼帯生活と禁酒生活は一週間程度続くようだ。
 今朝8時前に術後の経過観察のため家内運転の車で病院を訪ねた。待合室で看護士さんに眼帯を取ってもらった。恐る恐る左眼を開けてみる。驚異的な視界が広がった。あらゆる風景がくっきりした輪郭で鮮やかに目に入る。これぞ手術の成果なのだろう。思いついてスマホのニュースサイトを見てみた。こちらも近景の視力を維持している右眼のお蔭でくっきりと見えている。試しに右眼を手で覆って左眼だけで見てみると遠景優先の挿入レンズは当然ながら近景画面はぼやけている。この事態にふと思い立った。果たして2週間後の右眼の手術は必要なのか。遠近共にくっきり見えている今がベストではないか。
 診察室で術後の経過診察を受けた。眼圧検査や眼球検査の結果は「順調です」とのこと。一週間後の再診と右眼手術の準備を告げられた時、思い切って打診した。「実は今が遠近ともによく見えてベストな状態です。予約の右眼手術のキャンセルは可能ですか」「いつかは右眼も手術が必要でしょうが、同時に手術が必要ではなく、本人の選択次第です。一週間後の再診で最終決定しましょう」とのこと。ついでに同席の家内が「お酒はまだ駄目ですね」と念押しするように尋ねた。「眼の手術と飲酒は関係ありませんので特に控える必要はありません」。ヤッタ〜。そっちもOKなんや。
 診察室を出て待合室で看護師から点眼や生活上の注意を聞いた。眼帯は就寝中だけで日中は不要とのこと。それなら日常生活の不便は殆どない。会計を済ませ帰路の車中で家内と話し合った。「手術後の交換レンズの機能も年数を経て徐々に衰えることもあるようだ。右目手術を遅らせることで結果的にながく視力を維持できる」。家内も賛同し、来週の再診時の方針が決まった。
 自宅に戻り、早速デスクでPC作業をやってみた。こころなしか以前よりもくっきり見える気がする。眼鏡なしでは見られなかった3mばかり離れたテレビ画面も裸眼で驚くばかりの鮮やかさで見えるようになった。視力の驚異的回復、日常生活の不便さの回避、右眼手術の延期の効用等、初めての白内障手術は目下のところ極めて順調な成果をもたらしている。


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白内障手術の顛末記

 いよいよ白内障手術の日がやってきた。手術に伴う各種の同意書や1週間前から1日4回点眼中の点眼薬やフェイスタオル等の持参物を準備した。11時20分に家内の運転する車で神戸市北区の真星病院の眼科を訪ねた。滞在中の花ちゃんも同伴したがばあちゃんと一緒にいったん帰宅した。
 すぐに手術前の瞳孔を開く点眼が始まった。20分おきに4回に渡って点眼する。12時半には持ち物全てをロッカーに預け手術用ガウン姿で診察室の片隅で点滴が始まった。手術が終わるまで続けられる抗生物質の点滴だ。1時10分頃に車椅子に乗せられて5階の手術室に向った。
 紫色の手術着姿の医師や看護師たちが立まわっている手術室には
理容椅子のような手術椅子が4台ばかり並んでいた。その1台に座り椅子が倒された。執刀医が「それでは始めます」と告げ、看護士が心電図などの検査機の端末を身体につなぐ。いよいよ始まった。否応なく緊張感が襲ってくる。
 今回の手術対象の左目がテープのような器具で開いたまま固定される。「麻酔をしますね〜」という声と同時に左目にたっぷり液体が注がれる。開いたままの視界にはピンクの二つの光とぼんやりした天井風景が浮かんでいる。何やら眼球に異物が入り込み揺れ動く視界の中を徘徊している雰囲気が続いているが、痛みはない。ただ何とも言えない気持ちの悪さに包まれる。ひたすら「早く終わってくれ!」と祈るばかりだ。「もうレンズも交換して後は安定させるだけですから」という執刀医の声に救われた。最後に左眼がガーぜとテープと眼帯で保護されて手術が終わった。
 車椅子で眼科診察室に向かう。看護士に時間を聞くと「1時半です」とのこと。予定通り10分余りの手術だったようだ。診察室で血圧を計り点滴を外してロッカー処理を済ませて待合室に戻る。清算書を受け取り会計窓口に向かった。1時半の約束通り家内と花ちゃんが会計前待合室で待っていた。家内に会計を任せ、ほどなくやってきた娘とも合流し無事に帰宅した。
 以上、初めての白内障手術の顛末記である。2週間後には右目の同じ手術が待っている。

 



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白内障の手術をお受けになった経過記録を拝見しました。
お早い快癒を・・・。
小生は、1937年生まれ。今も現役で働いています。名次町在住。
細君は岡山朝日の出身。細君の長兄は岡大。
お元気で。

[ mac1937 ] 2018/08/10 18:26:51 [ 削除 ] [ 通報 ]

私より先輩のmac1937さんは白内障には無縁の人生だったんですか。私と同じ奥さんが岡山出身なんですね。

[ -- ] 2018/08/11 9:40:37 [ 削除 ] [ 通報 ]

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花ちゃんの一足早い帰省

 朝5時半に自宅を出て大津に向かった。一足早くお盆の帰省をする花ちゃんを迎えに行くためだ。母ちゃんが準備した帰省の仕度を車に積み込んで花ちゃんひとりを乗せて帰宅した。
 花ちゃんが楽しみにしていた庭先のミニトマトやブルーベリーを摘みを楽しんだ。ばあちゃんが準備したかき氷づくりも楽しんで出来立てのかき氷を味わった。
 昨年11月に子ども写真館で撮った花ちゃんの七五三の写真を持ち帰った。赤い着物姿と黄色いドレス姿の花ちゃんが満面の笑顔を浮かべている。
 今日から我が家は花ちゃん中心の賑やかで楽しい生活が始まる。

 



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明日香 亮
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山口は豊かな自然と歴史や伝統に育まれた街である。散歩道で目にする四季折々の風景や風物詩を綴ってみたい。
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