山口を歩く

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親の終活を息子と話し合った

 昨日の昼過ぎに帰省中の息子がUターンした。息子の嫁は実家の帰省で一足先に戻っている。最後の食事となる昼食を我が家の食卓で両親と囲んだ。久々の親子三人水入らずの食卓だった。
 めったにないいい機会だった。両親の終活について話しておこうと思った。終活全般はエンディングノートのソフトに入力済みであることを伝えた。リタイヤ後に我が家に戻るという選択肢について確かめた。墓や墓参りについての気持を聞いた。親の介護に関わる可能性について話をした。
 親の介護についての話題が中心になった。いずれかが介護が必要になっても片方が介護できればまだ何とかできる。問題はどちらかに先立たれ独居生活になってからだ。健在であるうちはまだよいが認知症等で日常生活に支障が出てきだした時にどうするか。2025年問題に象徴されるように施設入所のハードルは高く、在宅介護が避けがたい。いやおうなく子どもとしてのサポートも考えざるを得ない事態もでてくる。
 ご近所さんの個別ケア会議での経験が念頭にあった。認知症発症の高齢独居の男性の事例である。ケアマネさん中心に介護、看護、デイサービス関係者、ご近所さん、民生委員たちが息子さんをまじえてご本人の地域支援を話し合った。その際に大切なのは家族としての姿勢である。日常的なサポートはできなくとも、地域支援をお願いする前提にいざという時の関わりを覚悟する姿勢が必要だ。
 いずれ話し合わなければならないテーマであるものの、どちらかと言えば先送りしがちなテーマでっもある。お盆の帰省というイベントはそうした避けがたい話題も含めて「家族の絆」を考える機会でもある。



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家内あっての子どもたちの帰省

 昨日の昼過ぎ、5泊6日のお盆帰省を終えて花ちゃん一家がUターンした。2歳9か月を迎えていっぱいおしゃべりができるようになった花ちゃんの傍若無人な振舞いの癒しの残像が残された。
 Uターンの日の早朝である。洗面所いっぱいにぶら下がった洗濯物が目に入った。前日の夜遅くに家内が処理した子どもたち家族の洗濯物である。盆正月の子どもたちの帰省の度に繰り返される家内の家事の大変さを想った。
 帰省前には子どもたちの寝室掃除や寝具の準備や食材手配がある。帰省中の炊事、洗濯、掃除は人数の多さに比例して倍加する。帰省後も寝室や寝具の清掃整理や部屋の片付けが待っている。娘や嫁の多少の手助けはあるものの多くは家内の手に委ねられる。亭主はほとんど役に立たない。
 ふと思った。家内に先立たれた場合、子どもたちの帰省はどうなるのだろう。奥さんを亡くしたひとり住まいの高齢知人の「子どもたちが寄りつかなくなった」というボヤキを耳にした。さもありなんと思う。独立した子どもたちにとって帰省先の実家は寛ぎと骨休めの場なのだろう。寛ぎや骨休めが期待できない場合、自ずと足は遠のくものだ。
 あらためて家内あっての子どもたちの帰省であることを思い知らされた。何としても家内に先立たれることは避けねばならない。

 



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家族7人のお勤め

 3家族7人が揃った2日目の夕方。炊飯器がご飯が炊けたと合図する。ばあちゃんが花ちゃんに声を掛ける。「花ちゃんじいちゃんにお仏飯を持って行って!」。嬉々として花ちゃんが仏壇前でお勤めの準備をしているじいちゃんにお仏飯を渡してくれる。
 仏壇前に陣取ったじいちゃんを囲んで家族7人のお勤めが始まった。正信偈のお経を読むのは息子と娘だけである。花ちゃんは「ムニャムニャ」と口ごもる。昨年は読経中のじいちゃんのそばにやってきてしきりと話しかけたものだ。今年は事前に言い聞かせていたので母ちゃんの横でおとなしくムニャムニャしてるだけ。成長の証である。
 この穏やかな家族の気持合わせのお勤め風景はいつまで続くのだろうか。

 



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久々の三家族七人の顔ぶれが揃った

 昨晩、息子夫婦が帰省し娘夫婦三人と合わせて三家族七人の顔ぶれが揃った。玄関の三和土(たたき)には大小さまざまの色とりどりの履物が並んだ。花ちゃんのピンクのサンダルと白い靴がひときわ存在感を漂わせている。
 履物と同様にリビングの中心もやっぱり花ちゃんである。半年ぶりに再会したおじちゃん夫婦ともすぐになついている花ちゃん。おしゃべりがいっぱいできるようになった花ちゃんとの会話が始まる。
 得意技となった「あ〜なたのお名前は?」と話しかける花ちゃん。おじちゃんから「教えて」と返されると、ちゃんとおじちゃんの名前を「〇〇〇〇」と答えて喝采される。
 束の間の大家族となった我が家の心安らぐひと時を過ごした。

 



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弟夫婦と一緒に墓参

 弟の持病が進行し車の運転が困難になった。やむを得ず車を手放し運転を断念したとのこと。途端に遠距離の足の便が不自由になる。そこで従来それぞれにお参りしていた墓参を今回一緒にすることになった。
 我が家の墓は姫路名古山霊園にある。朝6時半頃に自宅を出て加古川の弟宅に立ち寄った。仏壇にお参りだけしてすぐに夫婦四人で名古山に向かった。車中の話題はもっぱら兄弟のそれぞれの病の状況である。白内障の手術を控えている私と同様に弟も同じ手術を予定しているとのこと。DNAの共通性は如何ともしがたい。
 墓掃除とお勤めを済ませて再び弟宅に戻った。これからの墓参の分担やら年に一度はランチを共にすることなどを打合せた。身近に迫った介護の在り方や孫の話題に花が咲いた。墓参という「家」のセレモニーが家族の縁(えにし)を招いている。


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家内の老後生活の選択に拍手

 初夏である。我が家の庭さきが緑の葉っぱに覆われている。2年ほど前には一面の芝生で覆われた庭先だった。今や菜園の風景に様変わりしている。
 家内は子育て卒業後の空白時間を永年パート勤めで埋めていた。そのパート勤めをようやく辞めて本格的な老後生活を迎えた。持て余す時間をご近所の友人たちとのお買物や食事やおしゃべりで費やしていたが、それだけでは埋まらない。結局、彼女が選んだのは趣味と実益を兼ねた家庭菜園だった。
 庭先の改造が始まった。芝生の一角が煉瓦で仕切られて菜園用に耕された。隣家境を縁どっていた草花が植えられていたスペースが拡張されて細長い野菜畑に変貌した。
 家内の菜園づくりの成果が実り始めた。トウモロコシ、ブルーベリー、ミニトマト、きゅうり、サラダ菜、レタス、青ねぎなどの旬の自家製野菜が食卓に並ぶようになった。
 庭仕事や菜園に全く関心のない私は殆ど関与していない。菜園づくりのノウハウはもっぱらご近所の先輩奥様方に教授してもらっているようだ。 家内の新たなライフワークの選択に拍手するこの頃である。

 



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きれいなお庭ですね☆彡

[ モンセ分店薬局 薬剤師徒然日記 ] 2018/07/05 9:16:39 [ 削除 ] [ 通報 ]

今やお庭というより野菜畑です。

[ 明日香 亮 ] 2018/07/05 18:50:15 [ 削除 ] [ 通報 ]

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誕生祝い恒例の音羽寿司

 私の誕生日の前日の夕食のことである。「明日、73歳になるんやな〜」と家内のそばで呟いた。少し間を置いて家内が返した。「明日のお昼はまた音羽寿司にいこか?」。少しの間が亭主の誕生日の失念を物語っていた。無理もない。本人もスマホのスケジュールの自動表示で自身の誕生日を知っていたに過ぎない。
 そんないきさつで誕生日恒例の音羽寿司のランチとなった。いつもの100均回転すしがちょっとばかりアップグレードしただけのランチである。家内はサービスランチを、私は春の軍艦三昧、白魚軍艦、ホタルイカ軍艦、野菜にぎり、梅しそ巻など6品13貫1巻を注文した。寄る年並みには逆らえない。これだけでいっぱいいっぱいである。
 今年は夕食の食卓にもちょっとしたサプライズがあった。大皿の両脇にナイフとフォークが並べられ、焼き立てのステーキが乗せられた。家内の気遣いの誕生祝いだった。
 プチ贅沢ランチとステーキ夕食で今年も淡々とした誕生日を終えた。

 



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シャクナゲの花と我が家の潤い

 早朝ウォーキングから帰ってきた。玄関先の門扉を開けようとした時だ。鮮やかで大きな濃いピンクの塊が目に飛び込んだ。牡丹の花のようにも見えるが園芸には関心の薄い身には定かでない。
 部屋に入り家内に訊くと「シャクナゲの花や。〇〇さんが転居された時に株を譲ってもらったんが今咲いたんやな」。パート勤めを辞めてから家内の関心はお友だちとの買物と家庭菜園や園芸に向けられている。その延長線上にあるシャクナゲの花の鉢植えが我が家に潤いをもたらしている。



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束の間の独り暮らし

 朝7時過ぎから家内がご近所の仲良しグループ5人で出かけた。琵琶湖周遊のバスツアーで帰宅は8時すぎになるという。家内の留守は珍しくない。昼食を挟んで仲良しさんと長時間買い物に出かけることもしばしばである。むしろ丸一日家に居ることの方が珍しい。
 そんなわけで束の間の独り暮らしは一向に苦にならない。昼食も夕食も冷蔵庫の食材を適当に調理して済ませる。3時過ぎには言いつけられた洗濯物を取り込み、夕食後には風呂を沸かして入る。花ちゃんの夕食タイムの7時頃にはじいちゃんだけでタブレットでFaceTime(テレビ電話)することにしよう。
 私のリタイヤ後「夫婦はひとり、時々ふたり」をモットーに互いの放し飼い状態が維持されている。この夫婦の適度な距離感こそが我が家の平和と安定をもたらしている。
 


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年賀イアラスト「花ちゃん大好きアンパンマン」

 毎年の年賀状は我が家のひとコマを漫画イラストでデザインする。その年の思い出深い出来事を題材にする。今年のテーマも言うまでもなくじいちゃんばあちゃんの初孫花ちゃんとのふれあいである。
 昨年11月の三連休に花ちゃんが我が家にやってきた。その時に出かけたのが神戸アンパンマンミュージアムだった。アンパンマンが大好きな花ちゃんがはしゃぎっぱなしだった。あかちゃんまん人形の横で写真撮影できるスポットがあった。早速花ちゃんを抱っこしたじいちゃんとばあちゃんが納まった。このショットを今年の我が家の年賀状デザインの題材にした。
 馴染みの薄いあかちゃんまんをアンパンマンに差換え、ぐずつき気味の花ちゃんを笑顔で描き髪型もツインテールに変えてみた。二歳になったばかりの愛孫・花ちゃんとの「至福のひととき」と題した。

 



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うちの孫も一時期アンパンマンに夢中でした。遠ざかる時はあっさりです。一種の通過儀礼のようなものでしょうか。

[ k.imamura ] 2018/01/04 23:27:49 [ 削除 ] [ 通報 ]

そうなんでしょうね。花ちゃんにもアンパンマン離れの兆候が見え始めました。次はメルちゃんというままごと遊びのキャラクターのようです。

[ 明日香 亮 ] 2018/01/05 15:03:24 [ 削除 ] [ 通報 ]

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プロフィール
山口は豊かな自然と歴史や伝統に育まれた街である。散歩道で目にする四季折々の風景や風物詩を綴ってみたい。
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