山口を歩く

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花ちゃん雪と遊ぶ

 花ちゃんが年末帰省後に帰宅して半月が過ぎた。久々に花ちゃんネタを更新する。先週末に近畿地方も久々の降雪に見舞われた。我が町よりずっと降雪の多い大津の花ちゃん宅も大雪だったようだ。
 クラウドサービスの画像と動画を婿殿が更新してくれた。花ちゃんがマンション前の空き地で雪と遊んでいる画像と動画だった。両手をズボンのポケットに突っ込んで雪を踏みしめながらその感触を楽しんでいる。厚手のネックウォーマーで顔半分を覆った花ちゃんが怪訝な顔つきで雪に覆われた地面を眺めている。思い切って雪に手を突っ込んで救いあげた。こうした仕草が動画と一緒に更新された。
 おそらく初めての雪との戯れだろう。成長しながら一歩ずつ新たなな体験を重ねている。

 




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「お互いさま」の見守り

 夕方、電話が鳴って受話器の向こうからご近所の独り住まいの高齢女性の方の声が聞こえた。「お隣りの〇〇さんの門扉にずっと荷物がかかりっぱなしになっている。電話をかけて知らせたがやっぱり今もかかっている。気になったので・・・」とのこと。お二人ともお独り住まいの高齢女性で、私のスマホには民生委員の見守り対象グループに登録している方である。
 すぐに歩いて数分の〇〇さんのお宅を訪ねた。チャイムを鳴らししばらく待ってガウン姿のご本人に門扉前で来意を告げた。「少し風邪気味で休んでいたので」と恐縮しながら訪問に対する謝意を告げられた。自宅に戻り連絡を頂いた方に報告とお礼の電話を入れた。「連絡頂いて助かりました。日常の見守りはご近所さんの連絡が頼りなので。これからもよろしく」。「同じ年代の独り住まいどうしなのでお互い様です」。
 我が町の高齢化の進展が著しい。大多数が高齢独居か高齢世帯という区画も見受けられる。ご近所さんどうしのお互いさまの見守りが欠かせない。


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健やか赤ちゃん訪問の達成感

 少子高齢化の加速し、民生委員の担当地区の赤ちゃん訪問がめっきり少なくなっていた。ところが今月は2軒もの訪問軒数があった。訪ねてみて合点がいった。二軒とも既存住宅に転入された若い世帯だった。
 一軒のお宅の対象者は四男の乳児だった。近くにサポートしてもらえるおばあちゃんはいなくて若いママの孤軍奮闘の子育てだった。花ちゃん1人の子育てでも娘の大変さを見聞するこの頃である。心から四児のママにご苦労様と労った。
 二軒目の若いママは初めての出産だった。話しながら途中で話し言葉のアクセントの違いに気づいた。「失礼ですが外国からいらしたんですか?」と声をかけた。「中国から来て三年目になります」とのこと。ご主人は日本人のようだが異国でのひとりぼっちの子育ての気苦労を推察した。住宅街の子育てサロンを紹介すると、「お友だちができる場のようなので楽しみだ」と弾んだ言葉が返された。屈託のない明るいママに救われた。「私も毎回顔を出しているのでスタッフ等を紹介します」と言葉を添えた。赤ちゃん訪問と子育てサロンの貴重な役割に達成感を覚えた。


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高齢者実態把握調査での在宅ケアへの関心の高さ

 民生委員の高齢者実態把握調査をようやく終えた。延8日間に渡って184軒の対象者宅を訪ねた。留守宅も多く訪問軒数は延260軒に及んだ。
 最終的に3軒がどうしても連絡が取れなかった。何度訪ねても全く応答がない。車庫に車があったり夕方の室内灯の灯りが見えていたりしても応答がない。これまでコンタクトできていないので電話番号も分からず電話もできない。やむなく連絡を取ることを断念した。
 一昨年からの対象者年齢70歳以上への引き上げに伴い、私の担当地区では移行措置として今回は67歳以上を対象者とした。その結果対象者は282名だったが、その内3名の方が亡くなっており、また17名の方が施設入所や長期入院中だった。更に独居は19世帯に及ぶ。
 今回の調査で注目したことが二つある。ひとつは認知症発症者の増加と介護家族の苦労である。把握できた限りでも7人の方が認知症を発症されている。潜在的にはもっと多いのだろう。認知症の舅を介護するお嫁さんの話を伺った。徘徊の懸念もあり気が休まらないとのこと。設立に向けて模索中の認知症カフェの話題に水を向けると目を輝かせて「ぜひ参加したい」とのこと。早期の開設をあらためて痛感した。
 今ひとつは在宅ケアについての関心の高さである。訪問先の多くで今週末に開講予定の地区社協主催の「在宅ケア講座」の紹介をした。今は元気な70代、80代の皆さんが迫りくる在宅介護の不安と準備の必要性を感じている。講座案内に多くの方が積極的に受講の意向を示された。来年の福祉講座も在宅ケアを中心に民生委員の高齢者訪問時の案内とセットで企画すればもっと地域での関心が深まると思った。


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初孫の初めての保育園運動会を楽しんだ

 昨日の日曜日、花ちゃんの保育園の運動会の日である。初めての孫の初めての運動会である。見逃すわけにはいかない。早朝から家内と一緒に勇んで花ちゃん宅に向かった。
 父方のばあちゃんを含めて祖父母と父母5人がベビーカーの花ちゃんを囲んで琵琶湖畔の会場「ウカルちゃんアリーナ」に到着した。体育館の俄か仕立てのトラックを囲んで父兄席が指定されている。競技の正面に位置する場所は既に満席である。比較的すいている場所に陣取って9時半の開会を待った。
 事前に配布されたプログラムでは17の競技が予定されている。0歳児から5歳時まで6組の園児たちがそれぞれに競技を行う。1歳児の花ちゃんのいちご組は赤い帽子をかぶって三つの競技に出場する。
 開会と同時に入場門で待っていた園児たちが父兄に付き添われてトラックを一周して入場する。いよいよカメラマンの出番である(トラック内での撮影は控えて下さいという園からの事前のお達しがあったが誰もどこ吹く風のありさまである)。母ちゃんに手を引かれた花ちゃんも堂々の入場!とはいかない。緊張気味に浮かない顔つきでトボトボと入場する。開会式では園児全員で「がんばりまんのうた」を歌った。花ちゃんがFaceTimeで「エイエイオー」とやってくれた歌であるが、大勢の真ん中でカメラアングルには納められなかった。 
 競技の一番目に0歳児を除く五組のかけっこがある。一番目の組の二番目の四人一組の走者に花ちゃんが登場した。スタートの合図に母ちゃんに背中を押された。イマイチ競争の意味が分かっていない花ちゃんは最初はトコトコ歩きだった。途中から何とか走りはじめゴールで待つ先生の胸に無事飛び込んだ。四番目の「どうぶつえんへレッツゴー」という親子競技には父ちゃんと一緒に出場した。が、こちらも出場者が入り乱れての思うように撮影できなかった。
 その次の出番は全園児出場の最後のプログラムである。それまでかなりの時間を待つことになった。花ちゃんのそばにいつの間にか同じ組の「なっちゃん」というお友だちがやってきた。かけっこの景品で貰った同じ黄色のボールを手にしてキャッキャッと騒ぎながら遊んでいる。これはこれで保育園の花ちゃんのひとコマを見るようで楽しかった。
 最後の出番がやってきた。「ちきゅうをまわれ」という親子ダンスに父ちゃんと一緒に出場した。途中で「高い高い」をして園児を父兄が差し上げるシーンがある。父ちゃんは家でいつもやっているように一瞬花ちゃんを放り上げた。シャツがはだけておなか丸出しの花ちゃんが思い切りの笑顔で応えている。
 12時半の終了予定を15分ばかり延長して運動会が終了した。帰路の途中にあるくるくる寿司に立ち寄って昼食をとった。納豆巻やとり唐揚げやフライドポテトなど花ちゃんの旺盛な食欲に驚かされた。自宅に戻った花ちゃんはいつもならお昼寝時間ながら、じいちゃんばあちゃんたちとバイバイするまで相手をしてくれた。3時前に花ちゃん宅を後にし初めての孫の運動会の余韻に浸りながら帰路についた。

 



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お孫さんの運動会デビューですか。幼児は放り上げない方がいいと聞いてますが。脳をゆすることになるので。昔は平気でやってましたけどね。

[ k.imamura ] 2017/10/09 23:28:32 [ 削除 ] [ 通報 ]

そうなんですか?無邪気に喜んでいる孫娘とその父親を無邪気に眺めていました。実は私も孫娘に同じことを我が家でやっていましたので文句は言えません。トホホ・・・。

[ 明日香 亮 ] 2017/10/10 14:48:35 [ 削除 ] [ 通報 ]

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民生委員の「ひきだし」

 高齢者実態把握調査を始めてすぐに気づいたことがある。単純に「その後お変わりありませんか」だけでは話の糸口にならない。できればタイムリーで対象者の興味を引く話題が欲しい。
 そこで思いついたのが10日後に開催予定の地区社協主催の健康講座である。「訪問介護と訪問診療について」をテーマにお二人の方からお話を聴く。在宅ケアは高齢者にとっても確実に関心が深くなっている。そこで講座案内を糸口に在宅ケアの話題を振ると次々に気になっていることや不安を口にして頂ける。これこそ訪問でお聞きしたい点である。
 高齢者実態把握調査では民生委員自身が日頃の交流や地域活動を通じてどれだけ多くの「ひきだし」を持っているかが問われる。対象者の実情に合わせその内のどの「ひきだし」の情報を提供できるかということになる。今回のひきだしには「健康講座」の情報が入っていた。

 



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高齢者実態把握調査の手応え

 民生委員の高齢者実態把握調査を開始した。数軒のお宅を訪問して思わぬ時間を要した。お二人の60代後半の男性との懇談に花が咲いた。最近の訪問ではしばしばリタイヤオジサンが玄関先に登場される。それだけリタイヤ男性が地域で増えてきたということである。
 ご婦人と違って同年代の男性とは共通する話題が多い。超高齢社会を迎えた今後の地域の在り方、リタイヤ男性の地域との関わり方、ちょい呑みオヤジ会への参加という選択肢などの話題を提供すると思わぬ前向きな反応が見受けられる。今回もお二人にオヤジ会案内をさせてもらうのでショートメール用に携帯番号をお聞きしたら、快く教えてもらった。
 10年目の実態調査は従来以上に手応えのあるものになりつつある。


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消防署員と高齢者実態調査のスタート

 多忙だった9月が過ぎ10月に入ってようやく民生委員の高齢者実態把調査を開始した。スタートは地元消防署員さんと同行した。
 3年前から高齢者実態把握調査に合わせて消防署の高齢者宅での防火啓発活動が実施されるようになった。従来、職員が単独で訪問していたようだが不在や拒否反応などで円滑には実施できなかった。そこで地域に密着した民生委員が同行することになった。私の担当地区でもこの2年間に毎回数軒ずつ訪問し問題なく実施されている。今年もこの消防署署員同行の訪問から実態調査を開始した。
 事前にお一人住まいの高齢者宅を中心に5軒のお宅に訪問を確認しておいた。9時半に我が家に制服姿の消防署員が来訪した。あらかじめ決めておいた順路で5軒を順次お訪ねした。
 消防署員からは啓発を兼ねた防火に関わる聞取りがある。火災報知器設置の有無と設置個所、消火器設置と購入時期、コンセントの清掃状況、仏壇ローソクや石油ストーブ使用の有無、家屋回りの可燃物の放置等々である。どのお宅も防火意識は比較的高く特に大きな問題はなかった。お一人住まいの高齢女性宅の台所の火災報知機の設置がないことが気になったぐらいだ。民生委員の立場からも子供さんたちの来訪時に相談して設置してもらうようお勧めした。
 今日はその後の訪問も含めて13軒の実態把握調査を終えた。


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民生委員の高齢者実態把握調査の着手

 9月に入り今年も民生委員の高齢者実態把握調査の季節がやってきた。月初の地区民児協定例会で年々部数が増え続ける担当地区の調査票(65歳以上の対象者リスト)を受け取った。
 調査票に記された対象者数は昨年の321人から今年は341人に増えている。昨年中の死亡、転出を控除して尚20名の増加である。高齢化は着実に進行している。そんな事情もあって昨年から市の方針で調査対象者が70歳以上に絞り込まれた。65歳以上70歳未満は担当者の判断による任意調査となった。この点については私は移行措置を設けることにした。毎年新たに65歳となった方から順次調査対象から除外し5年かけて対象者を70歳以上に切り替える方式である。
 その結果、今年は65歳と66歳の57名が対象外となり284名の方が調査対象者になった。昨年に比べても44名の減少である。


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障がい児子育ての夫婦の葛藤

 8月のお休みを挟んで2カ月ぶりにつどい場”あん”が開催された。コープこうべの関係者や障がい者家族会の親子二組の初参加者を含めて合計20名もの参加があった。地域に開かれたつどい場”あん”として着実に定着し広がりを見せている。
 いつもは昼食後2時頃には帰路に就くのだが今回は面識のある障がい者家族会の方やコープこうべの方との懇談に花が咲き3時15分頃まで滞在した。懇談の話題はもっぱら障がい児の子育てを巡るものだった。
 子育てはどこの家庭でも通常は母親に委ねられる。障がい児もどうようである。ところで障がい児を抱える家庭では片親が多いようだ。聞けば子育ての考え方を巡る夫婦の葛藤が離婚にまで突き進んでしまうきらいがあるという。通常の場合でも子育てを巡る夫婦のスタンスの違いはしばしばバトルを招きやすい。ましてやそれが障がいのある我が子を巡る場合、母親の想いと心労が倍加し一層深刻化しやすい。その日常的な夫婦のバトルが我が子に与える影響を考えた時、バトルそのものを我が子から切り離す「離婚という選択肢」が現実味を帯びてくる。
 もうひとつ考えさせられる話題を伺った。両親が亡くなった後の知的障害のある知人の現状である。古風で体面重視の両親は息子の知的障害を頑なに認めようとしなかったという。その結果、障がい者福祉の一切の保障を受けられないまま成長し今に至っている。その両親が相次いで亡くなり年金も途絶えた。今や50代になったご本人は生活の糧もなく一気に困窮生活に直面する。行政につないで今は何とか生活環境は整ったようだ。その話は障がい者家族、とりわけ親たちには身につまされる深刻な問題である。親亡き後の我が子の行末をどこまで手当てしておけるか。
 2カ月ぶりのつどい場で貴重な話をお聞きした。



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明日香 亮
プロフィール
山口は豊かな自然と歴史や伝統に育まれた街である。散歩道で目にする四季折々の風景や風物詩を綴ってみたい。
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