山口を歩く

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花ちゃんの動物たちとのふれあい体験

 子どもの日の昨日、花ちゃんを連れて六甲山牧場に出かけた。車で三十分ほどの近場で動物たちとのふれあいが楽しめそうだ。子どもの日で大勢のファミリー客が予想され、早目に出発して駐車場には開園直後の9時15分頃に到着した。さすがにまだ駐車場にはゆとりがあった。
 北入場口のすぐ右手にヤギの広場があった。早速エサを購入して花ちゃんにも渡した。大きな網穴からヤギさんが花ちゃんの手許に口を寄せて上手に食べている。花ちゃんは緊張気味ながら怖がる風もなくおとなしく食べさせている。エライエライ。
 東エリアに向かう途中に乳牛が一匹だけ所在なげに餌を食べていた。花ちゃんにとっては初めてみる生(なま)モーさんである。母ちゃんに抱っこされて「モーモー」と口にしながら見つめている。
 吊り橋を渡った先の東エリアの丘陵地には羊の放牧場が広がっている。斜面で草を食んでいる一匹の羊に後ろから近寄った。母ちゃんに身を寄せながらこわごわ羊を眺めている仕草がまたカワユイ。
 続いて乳牛舎や牛の保育園を見て歩いた。生まれて間もない保育園の子牛に母ちゃんが「花ちゃんと一緒やな〜」と声をかけた。
 南エリアではウサギ広場で真っ白なふさふさしたアンゴラウサギを食い入るように見つめていた。二匹の中型犬が牧羊犬舎で寝そべっていた。花ちゃんお気に入りの「ワンワン」はイマイチふれあい度が少ない。
 南エリアの「まきば夢工房」一階のべーかりー&カフェで小休憩し軽食を摂った。六甲山頂の牧場高台にある。見渡す限りの新緑の絶景がめた。花ちゃん一家との癒しのひと時を噛み締めながら帰路についた。

 




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花ちゃんのお遊戯が全開!

 花ちゃんの成長ぶりに目を細める日々である。ひとつは「もじあそび」という知育玩具の遊び方がある。四角い木札の表にはひらがなが、裏にはそのひらがなで始まる絵が描いてある。全部で50枚の木札が四角い箱に二段になって納まっている。娘が幼い頃に遊んだ玩具が孫娘に受け継がれている。これまではでたらめに入れるだけだった花ちゃんが今回は裏と表を分けて入れるようになった。かな順に並べて入れるようになるのも遠くない。
 もうひとつは花ちゃんがご近所のお孫さんから貰った知育玩具相手の遊び方である。22の童謡のメロディーがスイッチ操作で流れる「どうようえほん」という玩具である。歌入りとカラオケの選択もできる。花ちゃんはすぐにこのおもちゃに夢中になった。譲ってもらったお兄ちゃんも22曲をこのおもちゃですっかり覚えたという。
 この遊びを楽しんでいる花ちゃんの仕草に大人たちが歓声を上げて見守った。22曲の中には花ちゃんが保育園で聞き覚えたメロディーもかなりあるようだ。お気に入りの曲を選ぶとナント曲に合わせた振付をしてみせてくれる。「ア〜イア〜イ!おさ〜るさんだよ〜」というメロディーでは両腕を交互に上げ下げしてみせる。「おつかいありさん」の「あんまりいそいでゴッツンコ」というメロディでは「どうようえほん」の玩具を手に持ってゴッツンコのところで玩具をおでこに当ててゴッツンコしてみせる。爆笑したのは「かえるのがっしょう」の曲だった。「かえるのうたが〜きこえてくるよ〜」というメロディに合わせて四つん這いになった花ちゃんがお尻を上下に振っている。そのなんとも滑稽な仕草に思わず大人たちが大はしゃぎした。
 保育園育ちの花ちゃんのたくましくすくすく育っている様子をしかと確かめた。

 



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二日目は有馬富士公園・あそびの王国

 花ちゃん来訪二日目。花ちゃんがいつ起きてきても迎えられるように早朝ウォーキングを早目に終えて帰宅した。母ちゃんに抱っこされて二階の寝室からリビングに降りてきた。寝ぼけまなこの花ちゃんに「お早う!」と声を掛けるのもまた楽しい。
 みんなの朝食を終えて今日のおでかけを相談する。近場のあそび場で三田の有馬富士公園・あそびの王国に出かけることにした。車で20分ばかりのところにある。無料駐車場から父ちゃんが花ちゃんを手押し用の三輪車に乗っけて連れていく。
 しばらく歩くとあそびの王国のシンボルマーク・鬼が富士が見えてきた。丘陵地を活かした子供向けの広い遊び場が広がっている。ゴールデンウィーク中とあって大勢の子ども連れのファミリーで賑わっている。入口すぐ左手には「カミナリの砦」がある。カミナリ鬼がカミナリを鳴らすための道具がいっぱい備え付けられている。ハンマーを手にした花ちゃんが金属の棒や太鼓をカンカンと叩いてはしゃいでいる。ドームのような部屋では声や音がこだまのように大反響して花ちゃんを驚かせる。小さなすべり台に登って上手に滑り落ちたりしている。
 ゆらゆら揺れる吊り橋を渡って鬼が富士の裏手から登ってみる。てっぺんの広場からは思いがけない展望が広がっている。有馬富士公園の向こうには一度登ったことのある有馬富士の優雅な姿が望めた。
 1時間ばかり滞在して帰路についた。三田のイオンモールで簡単な昼食を済ませて2時ごろには自宅に戻った。花ちゃん中心のゴールデンウィークの過し方が忘れていた子どもたちとのファミリー時代を思い起こさせた。

 



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花ちゃんの初めての動物園体験

 昨日の朝9時過ぎに花ちゃん一家がやってきた。車から花ちゃんが母ちゃんに抱っこされて降り立った。近づいて「おいで!」と両手を差し出した。すぐに花ちゃんもじいちゃんに向かって両腕を差し伸べる。ヤッタ。ちゃんと覚えていてくれた。幸先の良い花ちゃん滞在記がスタートした。
 お昼前になってみんなで出かけことになった。幸いGWの狭間の平日である。神戸の王子動物園もまだそれほど混んでいないだろうと出発した。近くのベーカリーで昼食用のパンを買い込んだ。途中渋滞もなく12時半頃には無事に到着し駐車場入口で数分待っただけで入園できた。
 正門ゲート近くの広場のベンチで昼食し、その後すぐ近くのパンダ館に向かった。数年前に上野動物園で長い行列の後チラミして急かされて後にしたのが初めてのパンダ体験だった。二度目の王子動物園ではパンダが寝そべる小屋の前に直行できた。ほどなく1時半のお食事タイムになって飼育員の竹笹に釣られて奥からにンダが登場した。間近に眺めるパンダの迫力と愛らしさに花ちゃんと一緒にはしゃいだ。
 次に大はしゃぎしたのはゾウさんのエリアだった。父ちゃんに肩車された花ちゃんが大きな大きなゾウさんに嬌声をあげている。後ろ姿の大きなゾウさんと肩車姿の花ちゃんのいいショットをものにした。アシカ館の水槽から眺めるアシカたちの生態にも感動した。花ちゃんも目の前を遊よくする大きなアシカを食い入るように見つめている。ここでも母ちゃんに抱っこされた花ちゃんとアシカの遊よく姿をいいアングルでゲットした。最後に入場ゲート近くのフラミンゴ園の前で写真撮影用のフレームに納まった花ちゃんのご機嫌な仕草をカメラに収めた。
 この他、クマさん、お猿さん、カバさん、ペンギンさんなど絵本で知った花ちゃんお気に入りの動物たちの姿をいっぱい目にした。花ちゃんの初めての動物園体験が、付き添ったじいちゃんにとってもメモリアルな画像と思い出をもたらした。

 



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そして花ちゃんがいなくなった

 四泊五日の我が家での滞在を終えて花ちゃんがいなくなった。車の後部座席のチャイルドシートからじいちゃんばあちゃんにバイバイする花ちゃんの顔が心なしか寂しげだった。物心ついて「別れ」ということをチョッピリ味わったのだろうか。それにしても花ちゃんの成長ぶりに目を丸くした今回の滞在だった。
 サイズ違いの色とりどりの丸い10個のカップがある。これまでは伏せたカップを一番大きいものの上に順番に載せていく遊びを喜んでいた。今回は仰向けにしたカップを大きい順に入れ込んでいく遊びを覚えた。驚いたのはサイズ違いのカップの入れ変えをチャントできたことだ。小さいサイズのカップの上に大きいのをいれようとした。当然ながら入らない。癇癪をおこしながらも小さいのを取り出してから大きいのを入れた。入ったッ!思わず自分で手を叩いてパチパチしながら「どうだ」とばかりドヤ顔でじいちゃんを見つめる。
 滞在初日に仏壇前で「まんまんちゃんアン」を教えた。何度か繰り返すうちに三日目ごろからは仏壇前に行くと自分から仏壇に向かって「アン」をしている。
 四日目の最終日にはぽかぽか陽気の中を父ちゃんと一緒に公園で遊んだ。二日前には嫌がっていたブランコにひとりで乗れた。両手で鎖を掴んで板におとなしくチャンコしている。後ろからそっと押すとブラーンブラーンしながら緊張した顔つきが固まっている。それでもじいちゃん父ちゃんが口々に「ジョウズ、ジョウズ」「デキタデキタ」と声を掛けるとようやく顔をほころせた。すべり台遊びでも進歩を見せた。登り口のはしご段を3段まで登ったし、てっぺんから自分で腰を振ってスライダーを滑り落ちた。父ちゃんの話ではつい最近までブランコにも乗れなかったし、すべり台でも自力で滑れなかったようだ。
 そんなこんなの成長ぶりを目にできた四泊五日の滞在記だった。

 



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 花ちゃんの可愛さいっぱいの成長ぶり、いつも楽しく拝見させていただいています。

[ mamimi ] 2017/04/04 9:20:49 [ 削除 ] [ 通報 ]

mamimiさん!ありがとうございます。古希を越えてようやく巡りあえた初孫です。せいいっぱいジジバカを愉しんでいます。

[ 明日香 亮 ] 2017/04/04 10:20:20 [ 削除 ] [ 通報 ]

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ジジババ保育園三日目---だるまさんの!---

 花ちゃん保育三日目である。花ちゃんと一緒に遊べる新しいツールを見つけた。パソコンモニターを使った動画再生である。「赤ちゃんが泣きやむ・笑う」動画というのがある。その中で「読み聞かせ・ だるまさんシリーズ」が目についた。原画は花ちゃんの好きな絵本のひとつである。
 パソコンデスクに向かって花ちゃんを膝に抱っこして試しにこれを再生してみた。大当たりだった。「だ る ま さ ん が・・・」と、くぎったナレーションに応じてだるまの絵が回転する。場面が変わって「どてっ」と転ぶ。同じように「ぷしゅーっ」「ぷっ」などと続く。
 驚いたのは次の「だるまさんの・・・」バージョンである。「だ る ま さ んの・・・」に合わせて花ちゃんが首を左右に振っている。そしてその後に続く「め(目)」「て(手)」「は(歯)」「け(毛)」ではそれぞれに「め」「て」「は」「け」と口にして目に指をあて、片手を広げて突き出し、口を開けて歯に指をあて、自分の髪の毛を摘まむ仕草をみせる。ちゃんと顔のそれぞれを発音し指さしている。おそらく保育園で何度もやった仕草なのだろう。それでも1才4カ月の孫娘の驚くほどの学習ぶりに舌を巻いた。 膝の上で何度も同じ動画を繰り返し「じいちゃんと花」のかけがえのないふれあいに浸った。

 



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ジジババ保育園二日目---花ちゃんの公園デビュー---

 朝7時半頃に早朝散策を終えて帰宅した。食卓前でばあちゃんが花ちゃんにご飯を食べさせていた。母ちゃんは7時過ぎに出勤したようだ。母ちゃんが帰宅するまで丸一日のジジババ保育園が始まった。
  ばあちゃんは花ちゃんの食事の準備やら洗濯物で忙しい。勢い花ちゃんの遊び相手はじいちゃんに回ってくる。すべり台遊び、ひな飾りあそび、絵本の読み聞かせ等々、次々と相手をするがどうにも間が持てない。
 思いついて近くの公園に出かけることにした。三輪車に乗っけて徒歩数分のぽかぽか陽気の公園に着いた。ひとっこひとりいない貸切の公園にはブランコ、鉄棒、すべり台、ジャングルジムが揃っている。ブランコに乗せてみる。両手で鎖に掴ませようとするがうまくいかない。後ろから支えてぶらーんぶらーんさせてみる。すぐに板から滑り落ちてブランコの相性は良くない。ブランコの後ろからゆらゆらと横に揺らすのがお好みのようだ。すべり台を見つけてよちよち歩きがスピードアップした。いきなりすべり台の下からスライダーをよじ登り始めた。両手で側板を掴んで両足を踏ん張っているが、いかんせん力及ばずズルズルと滑り落ちる。花ちゃんの頑張りに拍手しながら抱っこしてスライダー上段に乗せてみた。嫌がる風もないのでそっと手を離す。全く怖がる様子もなくスンナリと滑り落ちた。思わず「ジョウズ、ジョウズ」と拍手した。最後はジャングルジムである。じいちゃんが先に腰をかがめて通り抜ける。その後をおそるおそる花ちゃんがついてくる。無事に反対側に抜け出た花ちゃんが得意げな顔をしてみせる。草で敷きつめられた樹木の立つ公園隅もお気に入りだ。落ちている木の枝や葉っぱを触りながらよちよちしている。
 20分ばかり一緒に遊んで花ちゃんの記念すべき公園デビューを終えた。

 



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ジジババ保育園初日---二人ぼっちの孫守り---

 花ちゃん宅から娘と花ちゃんを連れて帰宅した直後のことだった。早速、家内と娘は三田阪急までお買い物に出かけるという。娘はこともなげに「花ちゃんはじいちゃんと一緒にお留守番しようね」と言っている。エ〜ッいきなりかいと一瞬うろたえたが成長した花ちゃんとの二人きりも悪くない。アテにならないものの「はよ帰りヨ」と声をかけて送り出した。
 1歳4カ月余りの月齢を迎えて自由に歩きまわり片言のおしゃべりを始めた花ちゃんである。片時もじっとしていることがない。ところかまわず侵入し手あたり次第手にしては口に咥えたり放り投げたりする。油断も隙もない花ちゃんとの格闘が始まった。
 それでもこの事態に備えて強力な助っ人があった。ご近所さんからお孫さんの使用済み滑り台をお借りしていた。上手に滑り台ができるかな?後ろの階段に座らせた。戸惑っていたがステップをトントンして促すと何とか登り始めた。お尻をふりふりしながらよじ登る。てっぺんで立ちあがって「ア〜ッツ」と大声で得意の雄叫びをあげる。ところが初めての滑り台遊びもせいぜい20分もすれば飽きてくる。
 そこで思い出したのがこの時間帯でやってるNHKEテレの「お母さんと一緒」だった。『いないいないばあっ!』を始め次々に展開する花ちゃん好みの場面に、時に身振り手振りを交えながら食い入るように見つめている。この番組の子育て支援の強力なサポートをあらためて実感した。
 30分ばかりして飽きてきた花ちゃんを雛飾りの前に連れていき遊んだ後、隣の仏壇前で試しに「まんまんちゃんアン」をしてみせた。何回かやるうちに花ちゃんも両手をくっつけて「アン」と言って頭を下げる仕草をしてくれた。
 6時頃にようやく家内と娘が帰宅した。1時間半ばかりのじいちゃんの二人ぼっちの孫守り終了のゴングが鳴った。

 



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ジジババ保育園の開設

 朝8時半に自宅を出て大津市の花ちゃん保育園に向かった。花ちゃんが通う保育園は明日から一週間年度替わりの準備で休園となる。そこで今週の平日は我が家で花ちゃんを預かることになった。大阪に勤務する母ちゃんは我が家から通勤する。
 10時頃に保育園に着いた。さくらんぼ組の教室のドアを開けて入室する。仕切りの向こうで立っちしていた花ちゃんに声をかけた。振り向いた花ちゃんがじいちゃんばあちゃんの顔を見つけた途端にこぼれるような笑みを浮かべた。おまけに大きな声で「ア〜〜ッツ」と雄叫びをあげて歓迎してくれるではないか。良かった〜っ!覚えていてくれたんだ。保育園のお迎えはいつもは大好きな母ちゃんである。突然現れたじいちゃんばあちゃんに驚いたり泣き出したりするリスクもあったのだが・・・・。
 娘とのLINEメールのやりとりで風邪気味の花ちゃんを保育園から小児クリニックに連れていくことになった。赤ちゃんや小児連れのヤンママたちに交じって待合室でジジババが花ちゃんの不慣れな相手をつとめた。熱もなくいつもの鼻水だけの症状で薬を処方してもらい花ちゃん宅に向かった。
 花ちゃん宅で相手をしながら娘の帰宅を待った。持参のサンドイッチやホットドッグで昼食を済ませ1時半頃に帰ってきた娘と一緒に3時には我が家に向かった。三泊四日のジジババ保育園が始まった。

 



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全開!花ちゃんワールド

 二泊三日のプチ滞在を終えて、花ちゃん一家が我が家を後にした。この時期の成長著しい花ちゃんの振舞いを満喫した。
  母ちゃんが「花!いい子いい子は?」と声を掛けると、片手で自分の頭をなぜなぜする。その愛くるしい仕草に思わず微笑んだ。
 雛人形備え付け道具のひとつに雅楽用の太鼓がある。その太鼓を指先で「ポンポンポン」と叩いてみせてから試しに花ちゃんに渡して「ポンポンポンは?」と促した。するとまわらぬ舌で「ポンポンポン」と口にしながら指先でちょんちょんしてくれた。「じょうず!じょうず!」と手を叩いて褒めるとドヤ顔風に笑顔を見せた。以来、太鼓を渡すたびにポンポンポンをしてくれる。
 極め付きは「ゲンコツ山」のお遊戯である。まさかこれは無理だろうと思いながら「ゲンコツ山の〜たぬきさん・・・」を口ずさんで両手のこぶしを上下にトントンした。するとナント花ちゃんが同じ仕草で応えたではないか。そばで見ていた父ちゃん母ちゃんも花ちゃんの初めてみる仕草に驚いたようだ。「おっぱい呑んで〜」では口元に両手を当て「ねんねして〜」では両手を両耳に当ててネンネ風の仕草をする。ただ「抱っこして」の動作はどうしてもできない。いきなり両手を腰の後ろに回す「おんぶして」の動作に移ってしまう。そして「また明日ッ」のエンディングでは片手をあげて「タ〜ッ」と大声で叫ぶ。おそらく保育園で何度もやっているお遊戯なのだろう。母ちゃんにはそこまでの情報はなかったようだ。
 花ちゃんワールドが全開した二泊三日だった。



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プロフィール
山口は豊かな自然と歴史や伝統に育まれた街である。散歩道で目にする四季折々の風景や風物詩を綴ってみたい。
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