心はずっと0798

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頭に浮かんできた話 その294

ご飯は炊かずに冷凍ものを使った天かすのウドンとこれも冷凍の揚げてある茄子

にて夜餌を済ませました。

 

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今回はいつもの幹線道路を避ける趣味は押し殺して広い道路だけで行こうと決めました。
松村さんはスウェット上下の上に見慣れた上っ張りを羽織って前を閉じていました。
山手幹線へ出て東へ東へ。

FMを点けてみました。

 

安奈 甲斐バンド
http://www.dailymotion.com/video/x4zousk

番台ジューク・ボックスで昔よく聴いた我が世代直撃の曲が流れてきました。

喋らないで松村さんにもじっくり聴いてもらおうと思い、少しヴォリュームを上げました。

黙って運転しているうちに西宮北口の近所まで来ました。
この歌の頃とは風景が一変しています。
でも中津浜線を越える頃には当時とそれほど大きく違わない夜の風景が見れました。
気持だけは30数年の時を越え、ハタチそこそこのわたしに戻ったようでした。

 

甲子園口駅へ通じる道の信号で停まりました。
曲が終わりました。

 

「この歌の主人公の人、帰って安奈さんに会えたんかなあクリスマスに。」
「会えたと信じような。」

 

信号が変わって駅への道を進みました。たくさん人が歩いています。
よそ見しないように気を付けて通り、トンネルを通って線路の南へ抜けました。

一旦駅方向に曲がり、くねくねと一方通行どおりに行きました。
石垣と川のドン突きで左折して第三学舎の道に出て戸崎町の信号で停まりました。
本当に車からも自転車のサドルの上からも横断歩道の手前からもいやというほど
見慣れた小曽根線の景色でした。右も左も前も。
なんで自分の人生をこのあたりに留めておかなかったのだろうと思いました。
あちこちに広げてみて得たものは何かあったかおい俺、と自分に問うてみても返事のしようがありません。
悔やんでいるというのではありません。ただただ残念なのでした。
誰にも幸せをもたらせなかった。人生の負債ばかりが膨れあがっていっただけ。
というのがわたしの思いでした。

考え込むという暗い迷路に入り込む前に松村さんが頬をつついてくれたので信号が変わったのに気づけました。
青になった信号に従って発進しました。

昔は影も形もなかった反対車線側の中古車店やしぶとく残っているガソリン・スタンドやこっち側車線に点在する飲食店などを通り過ぎコープの前を過ぎると実家周辺でした。
あっち側に母校の中学を見送りながら阪神電車の踏切に向かいました。
ここらあたりも高架線路になるということで、我が原風景も消えていくわけでした。

べったりと地元な風景の中43号線を過ぎて最初の信号で武庫川の方向に左折し、武庫川女子大の重厚な建物の間の道を走りました。
クア武庫川の前を流れる川の名前をわたしはいまだに知りません。
ずんずん行っても大学の校舎は途切れません。
ようやく一旦途切れたあたりにある信号で右折して、すぐそこがクア武庫川でした。
昔若い頃は車で来ても前に路上駐車でしたが、今はもうさすがにそういう時代ではありません。
隣地の駐車場に乗り入れ、少し見えにくいけれど空きを探して駐車しました。

細い川の向こうから女子大生の声が聞こえていました。

 

 

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冷凍の揚げナス

 

 

 

 

 




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頭に浮かんできた話 その293

洗濯物を夜干しできるかなあと窓を開けて確かめてみたら、

ものすごく細かい雨が舞っていました。

シャワー浴びます。命の中身まで洗えればいいのに。

 

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今わたしは健康保険証も何も持っていないので、風邪くらいならまだしも
病気や怪我なんてあったらいっきに大問題です。
ちらっとそれを思うとたまらなく不安になるのですが、そうはならないのは
ひとえにミカエル氏と松村さんのおかげだと思っています。

 

「しんちゃん、病気したらどないしょうかとか今思ってた?」
「うん、そのとおりや。健康保険証も何も今無いし、運ばれでもしたらなんでおまえ

 西宮におるんやっていう事態になるし。」
「大丈夫。ミカエルさんがついてるやん。それに運転もめっちゃ慎重やし。」
「ユカリちゃんがおってくれてるから病気も怪我もないんやで。ありがとうな。」
「ユカリちゃん、女神かな。ヘヘヘ。」

 

心の底からそう思いました。

「さあ、ほしたら俺んとこ寄って風呂屋行こか。今日はクア武庫川っちゅうとこ行く

 で。俺が昔行ってた風呂屋や。」
「出る準備するわね。」

 

下着を着けないままの状態の松村さんはあれやこれやごそごそやっていました。
替えの衣類やらシャンプーやらはわたしの所にあるので、明日着たい洋服とか今から替えたい部屋着とか新しいバスタオルとかを袋に詰めていました。

そしてずっと着ていた部屋着のスウェットを脱いで違うのに替えました。
もう深い仲なのにちょっと恥ずかしそうでした。
けっこうな速さで着替えがすみました。

 

「行こ。しんちゃんお待たせ。」

 

いそいそと腕を組んでわたしを促しました。

わたしは靴下を履きなおし、脱いでいたシャツを着なおして自分のバッグを持って玄関へ向かいました。
靴を履いたら
「しんちゃん」と呼ばれ、顔を向けたらキスをもらいました。
ちょっと背筋がしゃんとしたので元気が出て、一緒に外に出ました。

 

不思議なくらい寒くない夜の道を車まで歩きました。
すれ違う人も少ない道でした。

車に着いて、持っているものを後部座席に載せ、機械で料金を払って出発しました。
県道に出て夙川駅を回りいつものパーキングまでほぼ無言で走りました。

車を置いて、買った物の入った大きな袋を持ち、わたしのねぐらまで歩きました。

扉を開けてとりあえず大きな袋を持って入り、部屋の中に入りました。
灯りを点け、風呂屋に持って行くあれこれを揃え、中身を外に出したばかりの大きな買い物の袋に入れ、洗濯機の中のとっくに終わっている洗濯物を急いで干しました。
松村さんが干すのを手伝ってくれました。

 

「さて。ほな行こか。鳴尾武庫川方面へ。」

 

わたしらしからぬ迅速さでやることを終え、再び外へ出ました。

二人してお風呂セットを持って再び青いミカエル号に乗りました。

そして入れたばかりの車の駐車料金をまじめに払って路上に出ました。

 

 

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頭に浮かんできた話 その292

本日も陰気蒸し風呂な光景が広がっている状態です。

やっとお腹がまともに働きだしたので何か食べます。

食べたら血糖値上がって体温上昇して汗いっぱい出るんやろうなあ・・・。

 

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松村さんの洗濯が終わり、乾燥機が稼働し始めました。

「乾燥機って下着とかめっちゃ縮まへん?」
「ちょっとそういう感じはあるけど、毎回乾燥機ではないからね。」

 

わたしは吸殻入れを持ってベランダに出てタバコを吸いました。
きっとすぐ来るであろう松村さんのために靴下を脱いで裸足で出ました。
すぐに松村さんもベランダに出てきました。

 

「つっかけありがとう。私も一緒に吸いたい。」
「俺靴下脱いだけど臭くないか?」
「そんなことないよ。気にしすぎ。」
「いやあ、あなたはまだ知らないだけよお。クレヨンしんちゃんのパパに負けへんく

 らい俺は足臭いんやから。ゴルゴンゾーラも真っ青やぞ。」

 

松村さんは持ってきた灰皿をそっと置いてくれました。
掃出し窓の内側に並んで座ってタバコを吸いました。
時間はゆっくりと流れていました。
夜空は澄んでいました。

 

今日は自分が食器を洗おうと決めていました。
松村さん流のやり方があるだろうからそれにぴったり合わせて。

わたしが灰皿を持って部屋の中に戻り、食器を下げました。

「スポンジとかどれ使たらええのん?」
「ピンクがお茶碗とかのやつ。水色が油のついたやつとか。

 やけどええよ、しんちゃんがやりよいようにやってくれたら。」

 

お言葉に甘えてわたし流でやりました。
幸い三角コーナーもあるのでわたし流でやれました。

松村さんはタンスや収納を開け閉めしていました。
そしてFMを点けてくれました。

 

CREATION / You Better Find Out
https://www.youtube.com/watch?v=JMrdwQNbe-M

なんとも懐かしい曲が聞こえてきました。
よく聴きたいので洗い物の音をたてないようにそっと作業しました。

 

「お風呂屋さんセット、私しんちゃんとこに置いてるんやったね?」
「そのはずやけど?」
「そしたらバスタオルだけ持って出たらええよね。」

 

そう言いながらこっちへ来てガムを口に放り込んでくれました。
彼女はどうもわたしの口に何か放り込むのが好きなようでした。

洗い終えた食器を立てて、そのまま手を洗いに行って、自分のタオルで拭きました。
松村さんが肩を揉んでくれて、今回も顔まで揉んでくれました。

 

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頭に浮かんできた話 その291

豪雨と閃光は遠のきましたが、まだゴロゴロという雷の音は主に南寄り南東方向

から聞こえています。いつまでも。

今日の夜餌のオカズは高野豆腐だけにしました。あとで小腹がへるかな。

 

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「この餃子用野菜っていつ入れたらええのん?」
無理もありません。麻婆豆腐にそんなもん混ぜるのはわたしぐらいのものでしょうから。
「おう、俺がいっつもやってるようにやってええかな。」
「うん。やって見せて。」

 

出してくれたフライパンに油をちょっとひいて、餃子用刻み野菜を袋の1/3ちょっとと鶏の挽肉をトレーの半分くらい入れて入れて軽く炒めました。
水は麻婆の素の説明書きどおりくらいの量を入れて煮始めました。
その間にネギを袋から2本出してキッチン鋏で小さく切りました。
松村さんは冷蔵庫から充填豆腐を出してパックの端から中の水を全部シンクに落として掌の上でサイコロ切りしました。

「よっしゃ、豆腐入れてんか。」

 というわたしの合図でフライパンに豆腐が入りました。
ちょっと待ってから小さく切ったネギも入れました。
わたしが軽く混ぜながら似ている間に松村さんは添付の片栗粉を小皿で水溶きしました。
ちょっとだけ水を足してから、溶いた片栗粉もフライパンに入りました。
打ち合わせなしで見事なコンビネーションができました。
一緒に買ってきた電子レンジ焼売ももうレンジに4つ入って回っていました。
麻婆があまりブヨブヨしてしまわないうちに火を止めて大きくかき回しました。

 

「ユカリちゃん、器何があるかなあ。」
「シチューとか入れてる器でええよね。」
と言いながらかわいらしい丸いボウル状の器を出してくれました。

 


「焼売のお皿はひとつにしてもええ?」
「ええよ。」

同じ模様のお皿に焼売が乗りました。
「辛子、要る?」
「いいや、麻婆といっしょにやから要らんで。」

 

小さなお盆に箸と麻婆の入った器と焼売を載せて部屋に運びました。
お茶のボトルとコップを持ってもうひと運び。

ご飯は松村さんがよそってくれて後から渡してもらいました。

そういえば妻は結婚前からいつもご飯や汁物をよそうと言わずに[つける]というので一瞬わたしは何のことかわからないっていう会話がしょっちゅうだったのを思い出しました。

 

「おかずが並んでからご飯よそうのはな、お母さんのパターンやってん。ずっとマネしてんねん。」

 

ささやかな夕餉ができあがりました。
おうちのごはん、という感じの匂いが部屋に充ちました。

 

「いただきます。」
「いただきます。」

 

ゆっくりと食べ始めました。

インスタント麻婆は大辛というけれど付け足しものが多いのでそんなにヒリヒリしないので松村さんも普通に食べてくれました。
おいしそうにきれいに食べる彼女を見て、やはり親の育て方っていうのは大事で大人になってからきっちり現れるもんだなあと思いました。

食ってる間はほぼ無言、というわたし達のパターンももう確立された感じでした。

きちんと閉めた窓の向こうからパトカーのサイレンが聞こえてきました。
平和に見えるこんな瀟洒な街でもパトカーは音を出して走っていました。

 

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頭に浮かんできた話 その290

せっかく昼間を冷房無しで過ごせたのに夜が深くなればなるほど汗が噴き出してきて、又こんな時刻に目覚めてしまいました。せっかく一度は寝付いたのに。

というわけで、後ほど上げようと思っていたのをUPします。

もう汗はホンマに嫌。イヤやイヤや。又着替えですわ。

 

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YouTubeに繋いで音楽を聴いてみました。

VIGRASS & OSBORNE - Forever autumn
https://www.youtube.com/watch?v=uev3KxhIbxE

ここのところしばらく音楽はFMなどでスピーカーで聴いていましたのでノートPCのスピーカーでは心もとない感じでした。
そしてGoogleマップで今日車で通った場所などを地図上で見ました。

 

地図をじっと見ていたら松村さんが後ろからのぞきこみました。

「あ、ごめんしんちゃん勝手に覗いて。」
「そんなんかまへんて。ユカリちゃんのパソコンなんやし。」
次に今日の西宮市内の風呂屋の定休日を確認しました。
クア武庫川に行くことにしました。
ちょっと距離はあるけど車ですし勝手知ったるところですし。

久しぶりにネットを閲覧しましたが、それほど面白いとは思いませんでした。

 

「ありがとう。元通りしまわんとあかんな。」
「あ、私やるよ。電源だけ落として置いといて。」
「すまん。おおきにな。」

 

お手洗いを借りて部屋に戻ったらもうパソコンは片付いていました。

「洗濯今晩やるってユカリちゃん言うてなかった?」
「ああ、そうやん。そのつもりやったんやん。ありがとう。忘れるとこやったし。」

洗濯機の方へ急いで行く松村さんにわたしは尋ねました。

「なあ。自転車って持ってんのん?」
「あるよ、ママチャリ。しんちゃんの好きなグリーン。」
「そうか。ここにおる時なんか買いたいっていうことがあったら何時でもかまへん

 から俺に言うてな。そのママチャリ借りて走るから。」
「ありがとう。」

 

 

洗濯機を回す松村さんとそんなお喋りをしていたら、突然彼女はスウェットのズボンを脱いで、そして下着を脱いで一旦止めた洗濯機の中の洗濯ネットを開けて入れました。
そして再び回り始めました。

 

「びっくりした?これも洗おうと思てん。」
「メシの後うち来てから風呂屋行くときはどうすんねん?」
「ふふ、ノーパンでーす。ええやんどうせ行ったらすぐ裸になるんやし。着替えは

 持っていくんやし。」
「すごいなあ。」

と言っているうちに松村さんはスウェットの下を穿きました。

「さてしんちゃん、そろそろ麻婆作ろか。」
そう言って手を洗いに行った彼女の後についてわたしも手を洗いました。

 

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更新・アップデート

感覚上は明日の朝、正しくは今日の朝、つまり明朝、のうちに淀んで腐りきっている身体と脳と住処をきれいにします。
もうこれ以上腐敗を進行させたらすべて終わってしまいます。
終わるだけならよいけど、世間様人様に迷惑かかってしまいます。

メチャクチャおかしい体調もそろそろまともになってくれないと。
天気は又昼下がりに雨のようなんですが。
思い切ってやった洗濯物の夜から干しを取り込むのを忘れないようにしないと。

そういえば、昨夜不着火になっていた風呂のバランス釜(ってわかりますか?)
が、さっきやってみたら点火しました。
こんなふうにウソみたいに全部が良い方に転がってくれないでしょうかねえ。

私にはドラえもんはいないし。


Blind Faith Presence of the Lord

https://www.youtube.com/watch?v=g69EWScWE0U






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頭に浮かんできた話 その288

やりたい端末作業があるのですが着手する踏ん切りがつかず又妄想ストーリーに

逃げてきました。

頭ののぼせの汗は奇跡的に止まっています。

 

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わたしも手足を伸ばして気分転換になったところで二人とも車に乗り込みなおし、
適当に走るうちに見覚えのある甲陽園に下る坂に来ました。


交通量の少ないこの坂を下って行くと、右手にコープが見えてきました。
尼信を過ぎ、甲陽園駅方向にも廣田神社方向にも曲がらず直進して広い道路をまっすぐ進み、なおも行くと阪急甲陽線の線路に出ました。
線路に沿ってそのまま南下して大社中学校や神原小学校の横を通り、いつもの県道に入って松村さん宅を目指しました。

まだ眠気は襲ってきていませんでした。
石垣のある家の信号で左折して住宅街の中に入り、発見したばかりのコイン・パーキングを目指して細い道路を抜けて行きました。
道に迷うかなとも思いましたがすぐに見つかり、幸い1台分だけ空いていたのですかさず駐車しました。

 

わたしのねぐらへ後で持って行く大きな買い物類は当然車に載せっ放しで互いの、バッグ以外は夕食の食材や松村さん用品だけを手分けして持って、松村さん宅へ歩き始めました。

本当に商店というものがコンビニすら見当たらない見事な住宅地で、静かな分不便そうだなという感じはやはり拭えません。車に乗れない高齢になったらどうするのだろうとこういう場所を見ていつも思います。

 

スーパー袋のクシャリクシャリという音を二人で立てながら、すっかり慣れ親しんでしまった階段を上がりました。
部屋に入ってすぐ、松村さんは手を洗って炊飯器の中を確かめました。
ご飯がきちんと炊けていました。
窓の外はだいぶ夕方らしくなっていて、漏れてきたご飯の匂いがとても似つかわしく感じました。
わたしも手を洗わせてもらって、その手はキッチン・ペーパーで拭かせてもらいました。
その間に今夜の食材が冷蔵庫に収められました。

なんだか身体が暖かかったのでわたしはボタンダウン・シャツを脱いでTシャツだけになりました。
まるで軽い暖房でも効いてるかのように身体があたたかかったのです。
汗をかくというほどのことではなかったですが。
まだ残っていたお茶を飲むと全身の力が抜けてきました。
強烈な眠気というのがやってきそうでした。

「ユカリちゃん、ミカエルさんが言うてはった眠気がきたみたいやわ。めっちゃごめ

 んやけどこのベッドで眠らして。」

そろそろ頭の中がホワホワしてきていたので松村さんのいいよという返事を聞くが早いか、ズボンを脱いでベッドに横たわり毛布とフトンをかけさせてもらいました。
松村さんのとてもいい匂いがしました。
憶えていたのはそこまででした。

 

目がさめた時に鼻先に松村さんの乳房の感触がありました。
部屋着のスウェットに着替えているようです。
彼女はわたしの傍に一緒に肘をついて横になっていました。
わたしはなんだか反射的に抱き寄せてキスをしました。
脚には彼女の素足の感触がありました。

 

Björn & Benny - She's My Kind Of Girl

https://www.youtube.com/watch?v=hSG04BYWCYw

 

「起きたんやね。ほんまに30分ちょっとくらいやったよしんちゃん。」
甘い香りのする息遣いと共に化粧をすっかり落とした顔で松村さんは囁きました。

 

「寝言とか言うてた?」
「ううん、別に。」
「今何時になったんや?」
「5時40分くらいかな。」
「起きるわ。」

 

毛布とフトンをめくったら松村さんのスウェットを穿いていないきれいな脚がありました。
先に立ち上がった松村さんはコーヒーを淹れにキッチンへ行きました。
古いインスタントしかないわたしのところとは違い、使い捨てドリップのコーヒーを
淹れるためお湯を沸かしてくれています。

窓の外はいい感じで夕方になっていて、松村さんは照明を点けました。
わたしも起き上って脱いでいたズボンを穿きなおしました。
寒くならないようにシャツも着ました。
松村さんもお湯待ちの間にスウェットの下を穿きました。

わたしはものすごく深い睡眠をしていたようでした。

 

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頭に浮かんできた話 その287

恒例の「起きてしまった、暑い」の投稿です。

8/12という日付と航空機事故(トラブル)っていうのが不思議なシンクロをしているそうですね。

そういうことってあるんでしょうね。わからない何かが作用してるのか繋がってるのか。

柳ジョージ氏と私の母方の祖母は両方とも命日が私の誕生日です。

「ええか、絶対に忘れるなよ」ということなのだと思っています。

 

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甲東小学校を過ぎてから道が一度クイっと狭まり、その先の信号で右折してみました。
このあたりはうかうか走っていると道幅が急に狭くなるので慎重に行きました。
新幹線の見える方へまっすぐ走り、新幹線を越えてすぐ北沿いの道に曲がりました。
詳しくわかっているわけではなく雰囲気だけのあてずっぽうでした。
くねくね走っていると、どうやらだいたい上ヶ原方向に向かっているようでした。

 

FMはPeter and Gordonに続いてロギンス&メッシーナでした。

 

Loggins And Messina - Watching The River Run
https://www.youtube.com/watch?v=MTe0zebrFT8

 

県立西宮高校の横をかすめて行くと関西学院が見えてきました。
買ってきたお茶を飲ませてもらいながら走っていたら関西学院の敷地に突き当たりました。
ここは迷わず左折してその先の細くなる四つ角で右へ行きました。

 

「しんちゃん、甲山見えてきたねえ。」
やっぱり山は前に見えていてほしいのでそのまま進みました。
関学の校地はまだまだ出てきました。
そして知らないで来た人はあっとおもうT字路に来ました。
迷わず左折して道路の本流に合流して西へ西へ。

池の傍に来た時松村さんが
「しんちゃん、ちょっと一回背伸びしたいから停まって。」と言いました。
先に降りてもらってからフェンスに寄せて停車しました。


「う〜〜ん、はあ〜。」と声を出しながら松村さんは背伸びをしました。
傾いてきた陽の光が当たっている横顔をわたしはじっと見ました。
視線に気づいた彼女は微笑み、
「しんちゃんは体伸ばさへんのん?」
と言いました。
「そんなに体疲れてへんねん。それよりも強烈な眠気が来る前にユカリちゃんとこ

 に到着したいわ。そう思いながら変なコース走ってんのもおかしいけどな。」

 

眠り込んで起きたら夕食作る時刻、っていうのが理想的でしたが。

 

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夢の中では大脱走??

毎日のならわしで先ほど大量の寝汗と共に目がさめてしまいました。

でもまあ続けて3時間近くは寝れたわけです。

 

すごい夢(できれば正夢)を見たいといつも思っているのですが、

さっき寝てた時奇妙な夢を見ていました。

夢って目が開いて目の前の光景に感覚がなじむに従って内容を忘れてしまいます。

今の段階でけっこうもう霞の彼方に行きかけていますが、まだ断片的におぼえています。

これが湯気のように消えてしまわないうちに書いておきます。

 

この家が夢の現場でした。

たぶん午前中、ぼんやり座ってたら扉を叩くノックの音。

あまりにも大きな音で叩くので出たら、クール・ビズ的な普通の身なりの男二人が

いて、迎えにきたんだみたいなことを言いました。

肩越しで外を見たら、狭い狭いこの棲家前の土むきだしのところに、バックで入ってきたと思しきワンボックス・カーが停まってました。

作業服の人物二人くらいがそこから降りてきて、何も言わず家の中に入ってきて

私の物を片っ端から運び別の作業服の人物がそれを段ボール箱的なものに詰め、

ワンボックス・カーにがんがん運びました。

あっという間に物が積み込まれ家具とかはそのままで、私に着替えろと最初の二人が告げ、なんか怖いので言われた通りまともな服に着替えて、促されるままに

ワンボックス・カーに乗り込みました。

で、出発して大和市の方向に車が走りだしました。

お茶のボトルか何かを好きなように飲めと言って差し出され飲んでいたら

そこで夢が途切れました。

誘拐とか拉致とかの雰囲気はまったくなく、扉を開けた直後の説明で私は納得していました。夢の中で。

結論も結果もないそんな夢でした。

 

願望と恐怖がごちゃまぜ的になってますね。こうやって書いてみると。

 

 

The Great Escape | Soundtrack Suite (Elmer Bernstein)

https://www.youtube.com/watch?v=v5w2lixqPZM

 

 

 

 



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迎え撃たはったとしても

高度上空の核爆発で起きる「電気がない世界」の恐怖

高度上空の核爆発で起きる「電気がない世界」の恐怖

 

こういうことが発生するそうです。

第二次大戦中の核兵器が生まれた頃くらいから言われていたことのようです。

 

 

 

あのデブの国はこれを狙っているのでは?



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せいさんイメージ
せいさん
プロフィール公開中 プロフィール
もう帰れなくなった西宮・阪神間を横浜のはずれから想う。
でもいつか戻って暮らしたかった。
その望みはなくなりました。

そういう者です。
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