心はずっと0798

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://nishinomiya.areablog.jp/seisan

心の奥底A

先週私の頭の中に記事の種を蒔いたTVドラマ『グッド・ドクター』の2回目を見ました。ぼおっとしててはじめの方を見落としていたのであとでFODで確認します。

 

*******************************

さて前回の続きです。                  前回・心の奥底@

 

ADHD・発達障害などが親が気づかないレベルであった(気づいたとしても母親の性分からいって隠す方にしかならなかったと確信します)ので時代のこともあり私は違和感いっぱいで成長しました。

一方で頭の中の年がら年中暗算だとか目にした文章聞いた文章を逆さにするという奇妙な性癖はそのままでした。

共感覚というらしいですが数字に色を感じたりキャラクターを感じたり地域に色を感じたりという不思議な感じは進みました。

私の特徴はサヴァン症候群傾向にしてもその共感覚傾向にしても軽微で周囲の人の耳目を惹くという水準ではなかったこと。

ただまあ、乗除の計算が速い(計算処理なんてしてない・脳内データベースから拾うだけなんですが)ことについてはたまに驚かれた程度でした。でも驚かれても次のセリフは「算盤何級?段持ちか?」でした。違うんですよね、答えに至る処理過程がぜんぜん。わかってもらえないのでいつもそういう反応に対しては適当に流していました。

 

そう、記憶だけで写真並みの画を描くとか読んだ本を全て暗記してるとかそういう

[わかりやすいミラクル]はなかったんです。

ADHD・発達障害などの自閉症スぺクトラムに括られる人の特徴には

「空気が読めない・気配や雰囲気で読み取れない」という要素がいわれます。

私も空気が読めていないということはままありました。

ただ、ああ読めていなかったなあとすぐ自覚できる範囲だったので単なる性格の欠点だと自分でも思っていました。

ただ、いついつに誰それさんと会った時の天気はどうで着ていた服はどんなで

という記憶は不必要に鮮明だったりします。

又、楽曲が西暦何年のものでとかいう記憶はかなり正確で本に載ってたりラジオやテレビで聞く話の誤りにもすぐ気づきます。

 

なんか自慢話めいて聞こえるかもしれませんがそうではありません。

 

そういういろいろさまざまが全部周囲の耳目を惹く卓越というレベルでないので

いい大人になって自分で分析し始めるまでは自覚が乏しかったです。

 

周囲の、身近の耳目を惹くくらいそれらの傾向が強ければ何かのきっかけができて

生かすという人生があり得たかもしれません。

でもそういうことはなかった。

変に中途半端に持っているおかしな能力は人生に生存に活かされることはありませんでした。

 

 

******************************

 




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11759990c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

心の奥底@

生まれた種を脳の抽斗にしまってた記事の下書きを始めました。

ものすごい長い一本の記事にしようかと思ってたけど考えなおしました。

 

ざっとここまでの下書き読み返してみて誤字脱字はないと思うのでそのままコピペしてみます。

 

**************************

 

種の状態で脳内の部屋にしまっていた話です。
朦朧頭をわずかでも活性化できればと書き始めました。

 

7/12夜、新しく始まったTVドラマ『グッド・ドクター』を見ました。
自閉症スペクトラムの持ち主でただしサヴァン症候群でもあるという研修医の
話です。

サヴァン症候群は念のために説明しておくと、発達障害を持つ者のうちで、ある特定のことに対して極めて突出した能力を備えるに至っている状態のことです。
よく言われる「1912年の4/6は何曜日?」なんていうことをパッとわかったり一度読んだ文章を長短関係なく全て記憶していたり絵を描くと写真レベルに細かくそれも記憶をたよりに描けたりなんていう能力。
しばしば自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群と併存する形であらわれるそうです。

まあTVドラマなので大袈裟な誇張があったり曲解してたりもありましたが。
それを見終わって思ったことが今回の主題です。

 

発達障害的要素については大人になって以降に自分で気づき、子供〜少年時代をふりかえって考えてとても合点がいきました。私はあきらかに該当しています。
そしてふりかえればあきらかに表に出てたんはADHDだったのだなあとも合点がいきます。
小3くらいから小5くらいまで先生の気に障ったようで毎年「特別席」と称する教卓にひっついたり又は先生の机にひっついた場所へ吊し上げみたいにやられたけど私本人はいったい何がいかんというのかさっぱりわかっていませんでした。

何が気に入らん何があかんねんということやったのか今もわかりません。
先生や親のお小言にはテンプレートなことを言って毎年対応してましたが。
なので教訓も何もなくただ理不尽な経験でした。

 

さて、この記事は何度もインターバルをはさんで書いています。
いっぺんにやろうとすると頭がショートして過熱するので。
発達障害の括りの中にあきらかに入る私ですがアスペルガー症候群の人に特徴的な『過集中』は
あまり起きません。ADHD的な注意力の欠如の方が大きいです。

まあそれはいいとして、自分の中の小さなサヴァン症候群的事象は成人した頃に自覚しました。
暗算が速い・正確にいうと処理が速いのではなくて答えが頭に入っているので計算行為が不要なこと。
加減より乗除が速いのはそのためです。
そして文章や聞いた言葉の列をすぐに逆さにできること。
逆さに漢字混じりで書くこともできます。棒暗記も得意でした。
ささやかなサヴァン症候群的傾向です。
でもそれ以上の莫大な能力はありません。
絵はまったく壊滅的に下手だし読んだ本の内容も普通に忘れるし。
映画「レインマン」の兄さんみたいなことは決して起きません。

 

 

Hans Zimmer - Rain Man theme

https://www.youtube.com/watch?v=fKZkIt0QRoM

 

****************************

 

       

 


 



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11759525c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

頭に浮かんできた話 その331

寝ていたけど目があいた時にふと手に取った梁石日さんの短編集『夢の回廊』の

2作目短編を読んでいたらあまりのリアルさにぞわぞわして寝れなくなってしまい起きました。

で、続きを思いつくままに書いてみました。

 

/////////////////////////////////////////////////////////////


本線合流しておなじみの通りを走りました。
「さて、苦楽園口の駅の近くで降ろしてんか。」

ミカエル氏は言いました。
電車に乗ってどこかへ帰るのでしょうか。

 

「あと、夜8時頃やと思うがらーやんがハンガー持って来てくれるから部屋におって

 や。」

そうでした。配達の時ラファエル氏は猫の姿ではないと思いますが。

 

「おう、らーやんは黒髪のロン毛やさかいな。猫ではハンガー渡されへんから。」

 

一瞬思っていたことを見透かされました。

 

「わかりました。ありがとうございました。」
「そんな改まった言い方せんでもええで。おおきに、でええで。」

 

ミカエル氏はとことん気さくな人のようでした。

 

食材買いにスーパー行くはずが突然横浜のはずれに飛ばされましたが疲労はありませんでした。
見たくもない光景を見て気分は疲れましたが。

 

日が傾く中車は東へ走りやがて苦楽園口駅前の大きなカーブが見えてきました。

 

 

「おう、あんまりすぐ傍まで着けんでえええで。このへんで降りるわ。」

 

書店のあたりで車を停めるとミカエル氏はぽこっと降りて行きました。
一瞬セカンド・バッグを忘れて行きそうになりながら。

 

「ほなな。又連絡するわな。」

 

窓の外から大きめの声でそういってミカエル氏は改札口の方へいつもの速い足どりで去って行きました。

 

「フットワーク軽い人やね。見習いたいわ。」

ミカエル氏の後ろ姿を見ながら松村さんは呟きました。

 

////////////////////////////////////////////////////////////////////

 



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11756849c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

揺れましたわ

今ね、そこそこの強さで地震がありました。

揺れてる時間も20秒以上くらいありました。

 

6分くらい経ちました。

Yahoo!の情報ではここ瀬谷区も震度3あったようです。

 

 



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11756016c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

頭に浮かんできた話 その330

気絶しないように必死で脳を働かせて続きを思い浮かべていました。

なのでなんとか正気です。

 

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

少し開けたままだった運転席の窓から微かな風と草叢の臭いとよくわからない虫の声が入ってきました。

11月になってもまだ鳴いている虫がいるとは。

 

「フロントガラスから前の空を見上げてみ、二人とも。」

ミカエル氏は言いました。
木立があってあまり広くは見えない夜空をわたし達は見上げました。

薄い雲が流れていました。
そこそこ荒れた木立の葉がガサガサいっていました。

その空を見ていると薄い雲はさあっと広がりカーテンのように覆い尽くしてしまいました。
そしてそれは薄い緑色となり静かにこちらへ向かって降りてきたように思いました。
その緑色に包まれたミカエル号は左右に若干揺れてわたしと松村さんは眠くなってしまい目を閉じました。ミカエル氏は起きているようでした。

 

どのくらい時間が経ったのか30秒だったのか30分だったのかよくわからない時が過ぎて目を開けたら岩園隧道の側道にいました。
どうやら西宮に戻ってきたようでした。

 

 

そしてなぜか外は再び明るくなっていました。

リア・ハッチの方へ振り返ると箱はきちんとそのまま載っていました。

 

「ミカエルさん、なんでもう一回昼間なんですか?」

 

わたしは率直に訊きました。

 

「どうしてもそないなるねん、これだけは。」

まあ昼間といってももう夕方間近でしたが。

 

/////////////////////////////////////////////////////



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11755683c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

本日の暦

今日7/2は亡き幼馴染の誕生日。私より3ヶ月だけおにいさんやったんです。

で、1年のちょうど真ん中の日。

そして小柳ルミ子さんの(南沙織さんもです)誕生日。

小柳さんは今更誕生日めでたくはないやろけど誕生日の延長みたいな丑三つ時に

日本代表の決勝トーナメント第一戦(試合を「戦」とはあまり言いたくないけど)。

私も試合に備えて一度早めに寝て起きて視るとしますか。

 

受診から戻ってきてまだ昼餌も摂ってません。まずご飯切らしてるんで炊くところからやらんと。受診の採血に備えて朝も水分以外摂らずに行ったので今もうフラフラ。久々にちゃんとした感じの空腹感があります。

おまけに受診日独特の毒でも盛られたような体の調子の悪さの変な疲労。

実際に毒を盛られた経験は今のところまだないけどきっとこんなんでしょう。

歩くのも覚束ないフラフラさ。脚のせいじゃなく。

受診は毎回必ず時刻が押すので半日とられます。

 

 

Cheryl Bentyne -- Whisper Not

https://www.youtube.com/watch?v=E_0nnnB_hT4

 

 

 



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11754468c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

頭に浮かんできた話 その329

今前夜フライングごみ出しに表に出てました。

ふと空を見たら薄い雲が蒸気がどこかから湧いて出てるみたいに切れ目なく延々次々に南西の空からすごい面積で流れ続けて満月(だと思います)にかかりながらでも薄いので満月は煌々と輝いた状態でした。

なんか幻想的な気がして突っ立って見ていました。けっこうな時間にわたって。

 

 

ストーリーですが実はこれじゃないもっとムチャクチャなパターンも同時に浮かんでいたのですがあまりにもあまりなのでそっちの進行はやめときました。

 

///////////////////////////////////////////////////////////////////

 

再び国道246号線に乗って走りました。
何の印象もなく全く記憶に残らない風景の中を南西方向に移動し、もうここは
海老名市内だなという地点まで来ました。
そのまま何の印象も残らず進むと道沿いに防音壁があらわれ始めました。

 

「次の切れ目で左へ折れてんか。」
ミカエル氏は確信めいた声でそう言いました。
言われたとおり左折すると住宅と雑草だらけのいかにも神奈川らしい場所でした。

 

「ほんですぐ次の分かれ道を右へ。」

 

ゆるい坂道をゆっくり進むとなるほど分岐点がありました。やはり上り坂でした。

 

 

家も建ってますがそこらじゅうが雑草生え放題でわたしはちょっと気分が悪くなりました。

 

「まあこらえてえな。」

私の心の中を見透かしてミカエル氏は言いました。

 

雑草・・・家・・・車・・・ブロック塀という単調なだんだん幅が狭くなる道を進むととうとう舗装が途切れました。

道路は続いていないようですが私有地に入ったわけでもなさそうでした。
車止めがあったのでわたしは停止しました。

 

 

「もうちょっと前まで行ってんか。」

もう少し前方の、柵が直角になっているあたりでエンジンを切りました。

 

Bill Evans - Alice in Wonderland

https://www.youtube.com/watch?v=aP1Br5gZTSU

 

////////////////////////////////////////////////////////////////

 

 

 



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11754031c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

頭に浮かんできた話 その328

鬱々に焦げ付いて焼け落ちそうな脳味噌を守ろうとこの世界に半ば強引にひたっていました。

そしてなんとか一回分ができました。よろしければ見て下さい。

 

////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

鮭やら買いに行くはずだった道中からいきなり神奈川へ来てややこしいことをやって少々混乱していましたが、ようやく落ち着いてきました。
この国道246号沿いで何か食べられるところを探しました。

座間市にさしかかっていて、食事する店があるようでない途切れ地域にいました。
しばらくして「カツ丼・とんかつ かつや」 が見えてきました。

 

 

「あそこにしましょか。」
「よっしゃそないしょう。ユカリさんもそれでええかな?」
「カツ丼好きです。行きましょ。」

 

話はすぐに決まってわたしは駐車場に入りました。
既にけっこう空腹でした。

ほとんど物も言わず3人で店内に入るとまだ空いていてすぐに席に着けました。
全員ヒレカツ丼を注文しほぼ会話もなくがんがん食べました。
大天使ミカエルが箸で米飯を食べているのだと思うとなんだか笑えます。

 

「あんた、ハンガー足りるんかあれで?」

 

ミカエル氏が話し始めました。

 

「ご覧になったようにハンガーごと出したんで足りるはずやけど。」
「その言い方はどうやら足らん感じやな。よっしゃ、手配するわ。」

 

そう言うとミカエル氏は携帯を取り出して電話をかけ始めました。

 

「おう、もしもし、らーやんか。木製ハンガーを10本ほど用意したってんか。
 ほんであの部屋に届けてほしいねん。そうそう今晩な。たのんまっさ。」

 

「らーやんって、あの、まさか、大天使ラファエルですか?」
「おう、ようわかったな。あ、そうか、三宮で一回会うたんやったな。」
「あの時ネコになってはったんですけどね。」

 

松村さんが一言追加しました。

 

 

「親切でマメな奴でなあ。助かっとるわ。」

なんだか大天使にハンガー配達してもらうなんて恐れ多い気持でした。

Ray, Goodman & Brown - My Prayer
https://www.youtube.com/watch?v=7WCzmDgEqPs

////////////////////////////////////////////////////////////////////



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11753719c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

頭に浮かんできた話 その327

こっちは晴れています。明日は西日本から雨雲団がやってきますが。

さっき陽の光を浴びに外に出ましたが暑くて短時間でやめました。

久しぶりに半袖でいます。

 

////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

「やっぱりあれですやんね、西向いて走るんですやんね?」
「そう、西宮の方向いて走って。」

もう私の心は既に【西宮へ帰る】になっていました。
横浜のはずれに【来ていた】の状態でした。

ちょうどこの近辺の狭くて曲がった道路が混み始め、太い目の幹線道路には車が溢れて渋滞になる時間帯を迎えていました。
国道246号を目指そうと思い、東名横浜町田インター付近の混雑を避けるべく十日市場方面へ抜ける選択をしました。
最初の野境道路はもう混み始めていましたが忍の一字でこらえて若葉台団地方面へ抜け、そのまま北上しました。
FMを点けたけれどまったく面白くないクソしゃべり番組しかやっていませんでした。

 

「あーおもんな。クソやなあ。」

ぼやいていたら松村さんが

 

「こないだ買うたCD載せてるよ。ボックス開けてみて。」

 

見てみたらモータウンのベストものが入っていました。

 

「私が入れるわ。」

 

松村さんはCDを装填してくれました。

Mary Wells - My Guy
https://www.youtube.com/watch?v=4WT7nBGX5eU

 

少し気分が緩和された頃ようやく十日市場あたりにたどり着き、横道に入って国道246号に合流できました。
少しは視界が開けほっとしました。
松村さんは珍しそうに外を見ていました。

 


「あんたらも腹減ったやろ。どっかで何か食べていくか。」

「そうしましょ。ね、しんちゃん。」

「そうやな。でも何食べるかなあ」

 

////////////////////////////////////////////////////////////////



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11751339c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

頭に浮かんできた話 その326

鬱々すぎて脳が爆発しないようにいっぺんに絞り出してみました。

 

////////////////////////////////////////////////////////////////

 

すっかり慣れてはいてもいっこうに馴染むことのない狭い車が多い道を松村さんとミカエル氏を乗せた車で走りました。
本当に見たくもない、見るたびに怒りに近い嫌悪感を感じる汚い町の中を。

 

やがてドラッグ・ストアの看板が見えはじめ、前にある駐車場を横ぎって建物のサイドから離れ小島的になっている裏手の小さな四角い駐車スペースに入りました。
実際に車でここに入るのは初めてでした。

 

 

「しんちゃんのうちってどこなん?」
「目の前や。向かって左。」
「今娘さんらおるん?」
「あの二人は帰りが遅いねん。」

 

ミカエル氏はセカンド・バッグに手を入れて何やらさがしていました。

「あんた、家の鍵今持っとるんか?今なけりゃあここに合鍵になるのがあるで。」

 

言われてわたしは自分のバッグの底をさぐってみました。ありました。
まあ当たり前かもしれません。一回もバッグから出したおぼえはないし。

 

「よっしゃ。ほな手早く済ますか。二人で中入って服やら投げてんか。」

「ユカリちゃん行こか。なんかめっちゃ恥ずかしいけど。」

 

車を降りて正面へ回ってわたしは鍵を開けました。
相変わらず靴が散らかっていました。
でも幸い臭かったりはしませんでした。

 

「ユカリちゃんこっち来て。階段上がるねん。」

松村さんはじろじろ見ないように気をつかいながらわたしに連いて階段を上がりました。

 

「ちょっと待っとって。ビニール袋持ってくるわ。」
「うん。」

松村さんを待たせてわたしは45リットル大の袋を持てるだけ持って再び2階に戻りました。

 

「散らかってるねえ。万年床やし。」
「恥ずかしいから言わんといてんか。さあ、まずはシャツやセーターやズボンやな。」

わたしは見繕って松村さんに渡し、松村さんはうまく丸めて袋に収めました。

そこそこ集めたところで、わたしは今ここに存在しているレプリカの私が困らないようにある程度の数で切り上げて掃出し窓を開けて裏手の駐車場にいるミカエル氏に合図しました。

 

「おう、投げてんか。ちゃんとキャッチするから心配すなよ。」
「行きますよ。ほれ。」

 

ブンと投げたら真下に落ちたりせずミカエル氏の腕のところへきちんと行きました。

 

「ほな次をまとめますわ」

「しんちゃんこのバッグにベルトとかニット帽子とかそういうのん入れたらええ

 ね。」

 

前回使ったっきりずっと放置していたボストンバグを松村さんは広げました。
適当に全部がなくなったりしないように松村さんに渡すと又彼女は上手に収めてくれました。
こいつは自分で肩にからげて行こう、と決めて次はクローゼットの中に移りました。

ジャケットやウール・パンツやコートなどをハンガーにかけたまま袋に入れてもらうとひとつひとつが嵩張るので袋3つがすぐにいっぱいになりました。
下着も少しだけ詰めて、持ち出し品の袋詰めは終わりました。

 

「ミカエルさーん、ちょっとようけあるんでお願いします。」
「おう、かまへん、次々こっちへおくれ。」

 

袋をキャッチしてすぐ車のハッチへ走り載せたら又戻ってきてというのを数回繰り返して作業終了となりました。

「パソコンは持っていったらあかんよね。こっちにいる替わりのしんちゃんが困る

 から。ええよ。ネットはうちに任しといてくれたらね。」

 

考えてみたら松村さんが自分のことを<うち>というのを初めて聞いた気がしました。

そしていろんな物の詰まったボストン・バッグを肩にからげて一緒に階下に降りました。
1階でふと思い出して私はもうひとつ黒いビニール袋を2つ出しました。
靴も下駄箱からいくつか持ち出して行こうと思ったからです。
松村さんに先に外に出てもらい、私は下駄箱からいくつか靴をそして最近使っていなかった古いスニーカー二つをを黒ビニール袋に放り込んで遅れて外に出ました。

 

「袋私が持つよ。」

松村さんがそう言ってくれたのでありがたくひとつ持ってもらって、再び自宅の裏手へ回りました。

 

「ここね、隣のこの店の関係者が車置く場所ですねん。不審がられへんように表側の

 駐車場の端っこへ移動しましょ。」
「おお、そうやったな。」

 

リヤハッチにたくさん袋が載ったミカエル号を移動して、一度3人とも降りました。
誰からともなく開けたハッチへ移動して段ボール箱を組んでたくさんの袋を収めました。

 

「上に封まではせんでええやろ、とりあえず、な。」

箱を一つ後部座席に移して横倒ししてそれだけはガムテープで軽くフタしてミカエルさんは言いました。

「こないしとかんと後ろの窓の視界があらへんようになるなあと思てな。」

「いやあ気遣いありがとうです。」
「ここからとりあえずワープできるポイントまでは普通に道を走ってんか。

 ポイントあったらその時言うし。」

話している間松村さんはわたしとミカエル氏の肩を揉んでくれました。
不思議と息ははずんでいませんでした。

 

Spencer Davis Group - Keep On Running

https://www.youtube.com/watch?v=pK0DbgovWZo

 

 

/////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

 

 

 



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061488/p11748896c.html
その他 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

  1  |  2  |  3    次へ
  
このブログトップページへ
せいさんイメージ
せいさん
プロフィール公開中 プロフィール
もう帰れなくなった西宮・阪神間を横浜のはずれから想う。
でもいつか戻って暮らしたかった。
その望みはなくなりました。

そういう者です。
前年  2018年 皆勤賞獲得月 翌年
前の年へ 2018年 次の年へ 前の月へ 7月 次の月へ
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
今日 合計
ビュー 325 447145
コメント 0 1048
お気に入り 0 19

QRコード [使い方]

このブログに携帯でアクセス!

>>URLをメールで送信<<