心はずっと0798

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『大阪ビッグ・リバー・ブルース』と私

掲題は憂歌団のスマッシュ・ヒットの曲名です。

 

これを聴くたびに望郷の念に胸がしめつけられます。

 

1988年4月に世に出た歌です。

この歌には1988年当時の大阪〜阪神間の非RICH地域の空気がそのまま封じ込められています。

作詞は康珍化氏。なんと浜松出身の方。しかも母校は私が浜松で住んだ佐鳴台と

目と鼻の先、浜松西高校だというではありませんか。

浜松といえば東京・横浜よりも名古屋よりも関西(≒大阪)と縁薄い地域。

まあ北関東や東北よりは若干マシですが。

なのに、おまけに大学は早稲田なのに関西(≒大阪)にびっちり縁の深い作詞家であるのは不思議です。

しかも大ヒット作の『悲しい色やね』は最初尼崎を舞台にしていたというでは

ありませんか。この尼崎もきっと塚口や武庫之荘ではない南部のことだったのでしょうね。

大阪や関西に、何かご縁がおありなのでしょうか。

 

さて、この歌に出てくる電車はもう絶対阪神電車です。

ふたりが乗ってくるのは今津〜武庫川間のどれかの駅に違いありません。

もう絶対に阪急神戸線や宝塚線やJRではないと思います。

 

他所の人が無理に使おうとする関西弁には絶対破綻がつきものです。

でもこの歌にはそういうわざとらしさがなく(ナントカカム何とかとは違って)

そんなことよりも描出される空気がもう紛うことなき近郊→大阪。

最後に電車が渡る川はもう淀川ですね。

木村さんの名唱のおかげで車窓の向こうの工業地帯までが見えてきます。

憂歌団の歌に出てくる大阪はミナミの例が殆どですがこの歌はぜったいに

梅田です。

 

木村さんもぽーんと投げ出すような独自のスタイルを一旦横に置いて丁寧に唄い上げています。

そして随所に絡むストラトキャスターのクリーン・トーンと思しきギターの

オブリガードが色っぽい。

 

 

 

主人公の男性はおそらくブルーカラー・ワーカーであり、経済力は無く

きっと彼女にそれが原因で去られるところなんですね。

なんだか駅に停まった電車の開いたドアから入ってくる空気の匂いまで

してきそうなみごとな楽曲です。

そういう内容の悲しい歌をブルース・バンドである憂歌団が唄うから

こんなに胸に迫るんですね。

 

実はこの歌、私は発売当時は殆ど知らずにいました。

90年代に入って東夷国暮らしが長くなった時期の帰省中に初めてまともに聴きました。

 

憂歌団 大阪ビッグリバーブルース

https://www.youtube.com/watch?v=N0bIx8TmBGo

 

後に『大阪ソウルバラード』のコンピレーションにこの曲がまとめられた時

私は買って何度も何度も何度も聴きました。

あのアルバムは安易かもしれないけれど名コンピレーションですね。

 

わたしはずっと以前にこの西宮ブログの記事でなにわソウルの系譜について

ぶつぶつ呟く記事を書いたことがありました。

結局同じことが言いたいんです。

 

この人も大阪のオンナ

 

 



康珍化論になってるかも

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もう帰れなくなった西宮・阪神間を横浜のはずれから想う。
でもいつか戻って暮らしたかった。
その望みはなくなりました。

そういう者です。
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