凛太郎の自転車操業

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鳴尾駅にて 1

 久しぶりの登場になります。 v( ̄∇ ̄)v

 もう12月も半ばです。一年が終わるなあ。今年は、腰を痛めたりや何やらでWebではほぼ何も出来ませんでした。いろいろ書こうと考えていたことは、また来年ですかねー。
 今は、快復してます。本調子とまではまだまだいきませんが、社会生活くらいは普通にいとなめています。

 この一年でも、街はずいぶん様相が変わりました。
 僕の住む甲子園界隈では、甲子園警察署が何だか工事をしています。別に普段から警察のご厄介にはなっていないので、あまり関係ないとも言えますが、ひとつ気がかりなのは、南側にある石造十三重塔です。

  


 まだここにありますが、大丈夫でしょうかねー。明治から昭和初期にかけて存在した鳴尾の遊覧施設「鳴尾百花園」の唯一の遺構と言ってもいい歴史的遺物なのですが。
 そこにおられた警察関係の方にちょっと尋ねてみたのですが、「へーそうなんですか?」と言われてしまいました。だいじょぶかなぁ(汗)。

 変化として大きいのは、やはり阪神電車の武庫川〜甲子園間の高架工事でしょう。ついに下り線が運行開始しました。
 まだ上り線が下を走ってますので、日常生活的には小曽根線の西開踏切の遮断間隔が短くなったので多少渋滞が緩和されたかな、というくらいですが、大きく変わったのは何といっても鳴尾駅でしょう。
 といって、僕の最寄り駅は甲子園駅ですので、鳴尾駅にはあまり関わりがありません。めったに利用しない。ですが先日、ららぽーとのイトーヨーカドーでちょっとカミさんと買い物をしたあと、僕だけ神戸に行く用事がありまして。で、鳴尾駅から電車に乗ったのです。

  


 なんだか、雰囲気が変わりましたねー。
 ちょっと近未来的な…こういうデザイン、流行りなんでしょうか。このデザインには武庫川女子大が関わっているという話を聞きました。あそこには建築科がありますから、そういうこともあるんでしょうね。
 ちょっと検索しましたら、こんな感じみたいです。→建築学科ページ
 なるほど。この丸い曲面は、風をうけた船の帆のイメージなんですか。この浦舟に帆を上げて〜で有名な謡曲「高砂」の一節に「波の淡路の島影や〜遠く鳴尾の沖過ぎて〜」とありますが鳴尾と言えばやはり船の行き交う鳴尾浦なのですね。

  


 僕はそういうデザイン的なセンスは全く無い不調法人間で、船の帆を近未来的か、とか言っちゃって反省です。ごめんなさい。しかしまあ、カッコいいかなあ。

  


 構内も、出来立てですから当然ですがきれいですね。
 トイレ前にちょっと面白いものが。

  


 タイル壁には、寛政年間(18世紀末)に刊行された「摂津名所図会」の中から鳴尾に関わる絵図が何枚かピックアップされています。
 鳴尾浦の帆船の絵があります。武庫女のデザインのコンセプトですからね。
 しかしこの画像ですと、小さすぎてわかりませんね。(^-^;
 実はアップを撮ろうとしたとき、用を済ませて出てこられたご婦人と鉢合わせしまして。僕のことをトイレ前でカメラを構えている変態だと思ったのでしょう、キッと強く睨まれてしまいました。いやいやそんなつもりは…。しかし気が弱い僕は即座に退散(汗)。また興味のある方は、直接ご覧ください。m(_ _;)m

 ホームに上がります。

  


 見晴らしがいいですね。六甲の山並み、そして甲山まで一望です。
 この風景は、今だけ。レアなものになるはずです。いずれ上り線ホームが出来れば、北側の視界はなくなるはずですから。
 駅名表示です。

  


 鳴尾(武庫川女子大前)と。
 いつから「武庫川女子大前」という副名称が併記されるようになったんでしたっけ。
 鳴尾駅には学生専用の改札口があるくらいで、乗降客に占める女子高大生の割合は相当高いはずです。ましてや新駅のデザインまで大学が関わっておられます。
 「鳴尾駅」が「武庫川女子大前駅」になったりしないでしょうね(汗)。駅名なんてのは滅多に変わらない、と思いきや、案外簡単に変更されたりしますから。頼むよ、鳴尾という地名には伝統があるんですから。

 列車が来ました♪

  


 と思ったら、急行でした。通過です。(^_^;)
 鳴尾って、普通しか止まんないんですね。これだったら甲子園駅まで戻ったほうが早かったかも。
 しかし鳴尾に止まる列車が少ないとはなんたることでしょうか。これについては、いろいろifを考えたくなるのです。

  


 駅から線路を見ても、路線がカーブしているのがわかっていただけると思います。ホームまで曲線です。
 尼崎から来ますと、武庫川を渡ってすぐ線路は南方面へカーブし、鳴尾駅はかなり南に位置します。
 武庫川駅と甲子園駅のあいだを真っすぐ結べば、線路は鳴尾八幡神社の北側を通り、駅は明和病院あたりにあってもおかしくなかったはずです。それを、わざわざ八幡さまの参道を横切ってまで南に引っ張ったことについての逸話を、ご存知の方も多いと思います。
 これは簡単に言いますと、当時の豪商だった鳴尾辰馬家ら村の有力者が、鳴尾村の今後の発展のために村の中心近くに駅を誘致すべく、そのために路線敷設用の土地を確保し阪神に無償提供したことによります。
 そうして明治38年に阪神線開通と同時に鳴尾駅が誕生したのですが…以来100年以上が経ち、鳴尾駅には今、特急も急行も止まらない。これはどうしたことなのでしょうか。

 その歴史を考えたいと思うのですが、長くなってますのでまた次回に。


鳴尾駅

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おはようございます。鳴尾駅は我が人生の最寄り駅。武庫川駅と等距離ながら常に鳴尾を選択していました。幼時からの記憶がたくさん詰まっています。小松西の実家はもう失われたけれど、鳴尾は魂の帰る場所です。

[ せいさん ] 2015/12/11 10:02:41 [ 削除 ] [ 通報 ]

>せいさん
おはようございます。(^-^)
せいさんの追憶の中の鳴尾駅そのものは、もう既に失われてしまっているかもしれません。神戸行きホームは高架上にあり、大阪行きホームは仮駅です。
ただせいさんの心象風景に映る鳴尾駅は、永遠なのでしょうね。

[ 凛太郎 ] 2015/12/12 5:36:04 [ 削除 ] [ 通報 ]

≫見晴らしがいいですね。六甲の山並み、そして甲山まで一望です。
 この風景は、今だけ。レアなものになるはずです。いずれ上り線ホームが出来れば、北側の視界はなくなるはずですから。≪
なるほどそうか。わたし先日、明和病院に行くのに初めて鳴尾駅を利用しました。その時わたしもこのような写真撮りましたけど、残念、消去しちゃったなあ。

[ akaru ] 2015/12/20 9:31:25 [ 削除 ] [ 通報 ]

>akaruさん
ありがとうございます。
消去されましたか。確かにこれは撮影場所だけのことで、市内であればちょっと高いビルやマンションにでも上がればよくある眺望ですから、珍しい風景ではないんですよね。
最近、出版や展示会等で、西宮の古い写真を見る機会が多くありますが、こういうのは何十年か後に「阪神鳴尾駅では約1年間だけ市内が一望できた」なんてキャプションがついて珍しがられるかもしれません。

[ 凛太郎 ] 2015/12/20 16:30:09 [ 削除 ] [ 通報 ]

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