阪急沿線文学散歩

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://nishinomiya.areablog.jp/bungakusanpo

びっくり仰天!県立歴史博物館特別企画展の吉田初三郎「西宮市鳥瞰図」

兵庫県立歴史博物館で3月2日まで開催されていた特別企画展‘「旅に出よう」絵地図からはじまる物語’に行ってまいりました。

 

 


 絵地図の多くは鳥の目のように空からながめた景色を描いた鳥瞰図であり、吉田初三郎は戦前の代表的な鳥瞰図作家でした。デビュー作は大正2年の京阪電鉄よりの依頼を受け製作した「京阪電車御案内」で、翌年皇太子が男山行啓時にご覧になり、「これは綺麗で解り易い、東京に持ち帰って学友に頒かちたい」と賞賛されたそうです。

展示作品は昭和3年の「神戸有馬電鉄沿線名所交通図」ほかじっくり見たい作品が沢山展示されていました。


上筒井駅が終点の阪急神戸線、原田の森にあった関西学院の校舎も描かれています。
 展示作品の中で一番私が驚いたのが「西宮市鳥瞰図」          (原画 絹本着彩 昭和11年 西宮市立郷土資料館蔵)

次のように説明されています。
<吉田初三郎が西宮市長の依頼により描いた鳥瞰図です。魚眼レンズをのぞいたかのような丸みを帯びた画像の中に、西は門司・下関、東は富士山や東京まで描き、西日本全体の中における西宮市の位置付けが分かります。
 画面中央は手前に大阪湾、背後に甲山をはじめとする六甲山系を描き、山と海に囲まれた西宮市の地勢を巧みに現しています。また画面を東西に省線(現在のJR線)の路線が貫き、その南側を中心に市街化が進んでいる様子が描かれています。
 昭和26年鳴尾、山口、塩瀬の三村と合併し市域が拡大したことを契機に西宮市は改めて初三郎に鳥瞰図の製作を依頼し、昭和28年に新しい鳥瞰図が出版されています。>
昭和11年の展示作品は幅3m近くもある見ごたえのある大作です。
昭和28年の作品です。


西宮市立中央図書館で調べますと、西宮市が発行した昭和11年の鳥瞰図(禁帯出)がありました。

 

郷土資料館蔵の鳥瞰図とは画調が異なり、それとも比較しながら昭和11年の西宮を歩いてみましょう。




goodポイント: 1ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p11014764c.html
吉田初三郎 | コメント( 0 ) | トラックバック( 0)
名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

このブログトップページへ
seitaroイメージ
阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

カテゴリー一覧

QRコード [使い方]

このブログに携帯でアクセス!

>>URLをメールで送信<<