阪急沿線文学散歩

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TVドラマ『最後の晩ごはん』小説家淡海の執筆場所はホテル竹園


 椹野道流原作の『最後の晩ごはん』では「ばんめし屋」の常連客の小説家・淡海五郎の家は芦屋神社の近くに設定され、そこで執筆しています。

<「行き過ぎた。神社より、ちょこっと下がるんだよな」スクーターを反転させ、今度は注意深く低速で走らせながら、海里はハンディライトを片手に、道路からやや奥まった場所に門扉のある家に、「淡海」という表札がかかっていた。どうやらここが、目指す小説家の邸宅らしい。>

原作では淡海五郎の家は山手のこのあたりの高級住宅地にあります。

 ところでTVドラマ化された第4話「女の子とアイスキャンデー」で、淡海の執筆場所として登場したのはホテル竹園芦屋。読売巨人軍の関西の常宿としても有名なホテルです。

このアングル、ホテル竹園の最上部が見える場所も少なくわかりませんでしたが、JR芦屋駅の北出口を出たところからです。


ホテル竹園芦屋から出て、ばんめし屋に向かう淡海です。


淡海が執筆の為に借りている部屋は709号室。

撮影で使われている机は持ち込んだのかもしれません。


私も雰囲気を味わいにランチタイムにホテル竹園芦屋の一階のマグネットカフェへ。

ステーキ&フライランチです。

サラダバーとスープ付きなので、お得感があり、ホテルクオリティのランチと銘打つだけあって、いい雰囲気でした。





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芦屋が舞台の『最後の晩ごはん』ばんめし屋の撮影スポットは東京?

 椹野道流『最後の晩ごはん』の「ばんめし屋」は、小説では次のように椹野道流さんが大好きだったカトリック芦屋教会の建物と芦屋警察署の間、すなわち芦屋税務署のあるところに設定されています。

<一方、警察署から芦屋川沿いに北上、すなわち山に向かって歩いて行けば、緑がかった尖塔の屋根が目印のゴシック風建築、カトリック芦屋教会が見えてくる。

 そして、そんな二つの対照的な建物の間にある、典型的な昭和の木造二階建て住宅。それこそが、この物語の舞台である。一見、古い民家とおぼしきその家の玄関には、「ばんめし屋」と書かれた木製のプレートが掲げられている。>


下の地図の赤矢印の位置です。


 
 ドラマでも同じ場所に設定され、ばんめし屋のシーンの前後には芦屋川の風景がでてきます。

たとえば、ばんめし屋で働く五十嵐海里に電話がかかってきて、店の外に出る場面。


写っているのは阪神芦屋川駅近くの公光橋です。


 この「ばんめし屋」はセットと思っていたのですが、先日の椹野道流さんの講演会で、東京下高井戸の住宅街に実在するお店が使われたことがあかされました。

調べると下高井戸駅から徒歩2分の昨年4月にオープンしたばかりの居酒屋フジタカ食堂さん。

 閉店後の深夜から朝まで店を借り切って、しんとした住宅街でフジタカ食堂さんだけが不夜城のように煌々とライトが照らされ、撮影されたそうです。

この映像、よく見るとばんめし屋の表の掲示板には「芦屋歩記」や「芦屋少年少女合唱団」のポスターまで張られているではありませんか。


 椹野道流さんが講演の中で話されていましたが、東京のお店が突然芦屋に登場。しかしまったく違和感なくドラマは進みます。




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ドラマ『最後の晩ごはん』に登場した鈴木商店のアイスキャンデー

 先日、椹野道流さんの講演会「芦屋を舞台にした小説『最後の晩ごはん』の誕生」に参加しました。1月からBSジャパンで実写版『最後の晩ごはん』の放映が始まっており、小説のお話だけでなく、ドラマ制作のエピソードも披露していただきました。
 少しずつそれらを紹介させていただきますが、今回はドラマ『最後の晩ごはん』の第4話「女の子とアイスキャンデー」に登場した鈴木商店のアイスキャンデーです。


 最近スランプ気味だという小説家淡海五朗(石井正則)から五十嵐海里(中村優一)が新作小説へのアドバイスを求められる場面です。

背景は業平橋と六甲山系。左手には仏教会館、右手に芦屋ルナ・ホールが見えます

ベンチに腰かけて淡海と海里が話するのですが、実はこのようなベンチは、ご覧のように河川敷には一切置かれていません。


 淡海が原稿を読んでもらうため海里に手渡したあと、お礼と言ってはなんですがと渡したのが白いビニール袋にはいった新聞紙で包まれた品物。

出てきたのは鈴木商店の「高級アイスキャンデー」。自ら包装紙に「高級アイスキャンデー」と銘打つのも大した自信ですが、鈴木商店は昭和22年創業の由緒あるアイスキャンデー屋さん。

この場面、海里(中村優一)がアイスキャンデーを口にいれたとたん悲鳴をあげたそうです。
 寒い寒い日の撮影で、アイスキャンデーが舌にひっついてしまったのです。そのためアイスボックスから出してしばらく置いてから、撮影をし直したとのこと。

 早速私も鈴木商店の高級アイスキャンデーを求めて阪神国道を西へ。

場所は東灘区田中町、業平橋を西に進み、阪神国道と十二間道路が交わる「田中交差点」の北西角です。

店舗の白壁に赤い字で書かれたキャッチフレーズ「味覚の王座」が目立っています。夏は店の前に行列ができるそうですが、さすが冬場のお客は少ないようです。

真冬でも売っているのはキャンデーとアイスモナカとソフトクリームだけ。高級といいながらもお値段は手ごろです。

お店の方にお話を伺うと、キャンデーのテレビでの放映には許可を得にこられたそうです。

新聞紙にしっかり包んでもらい、ビニール袋に入れてもらいました。なんとも昭和の風景です。

彩の良いレトロっぽい包み紙。前日から原料の液を型で冷やし固め、手作業で包装するこだわりの製法です。

家に戻っても本当に舌にひっつきそうな冷たいアイスキャンデーでした。

 ところで業平橋から六甲への阪神国道は谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のおんな』の舞台となった道路。庄造は阪神国道を自転車で阪急六甲駅の近くに住む前妻品子の家に向かいます。途中、甲南学校前あたりの、国酔堂というラジオ屋で二十銭借りて、向かいの甲南市場へ駆け込んでリリーを呼び寄せるための餌にする鶏肉を買ってくるのです。

この甲南市場が「鈴木商店」から100mほど西に行ったところにありました。
数少なくなったアーケード商店街です。


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だいぶ前に「探偵!ナイトスクープ」で取り上げていました。
アイスキャンデーを新聞紙で包んだだけなのに、新幹線に乗って東京まで持っていっても溶けていませんでした。
恐るべし鈴木商店のアイスキャンデー。

[ 西野宮子 ] 2018/02/12 15:01:22 [ 削除 ] [ 通報 ]

本当ですか。それほどもつとは。
昭和の時代の市場に行けば何でも新聞紙に包んでもらっていたような気がします。久しぶりの新聞紙包装でしたも

[ seitaro ] 2018/02/12 22:32:47 [ 削除 ] [ 通報 ]

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芦屋を舞台にした『最後の晩ごはん』の放映と椹野道流さんの講演会

 椹野道流さんの芦屋を舞台にした『最後の晩ごはん』実写版が、1月からBSジャパンで放映されています。

六甲山系を背景にした芦屋の街。

ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれた、若手俳優の五十嵐カイリは全てを失い、郷里の芦屋に戻り、定食屋の夏神留二に救われ、「ばんめし屋」で働き始めます。

第一話では、五十嵐カイリが阪神芦屋駅に戻り、芦屋川の河川敷の遊歩道を歩くシーンが登場。

原作の第2話に登場する芦屋ルナホールも見えています。
正面は遠藤周作の『口笛を吹く時』にも登場する業平橋。

「ばんめし屋」は小説では芦屋警察署とカトリック芦屋教会の美しい建物の間に設定されているのですが、そこには芦屋税務署の無粋な建物がありますので、外観を登場させるのは難しかったようです。


 第2話で登場するロイドを見つけるのは、芦屋神社の前なのですが、こちらは他所の神社が撮影に使われたようです。


下の写真が芦屋神社。

これからもどんな芦屋の街角が登場するか楽しみです。

 ところで芦屋市立公民館で椹野道流さんご本人による講演会「芦屋を舞台にした小説『最後の晩ごはん』の誕生」が開催されます。(2月10日(土)14時〜 先着120名)

くわしくはカドブンのサイトに掲載されていますので、ご参照ください。
https://kadobun.jp/news/197/e924128e


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毎日新聞阪神版に椹野道流さんの特別展の記事が掲載

 本日の毎日新聞朝刊に芦屋市立公民館展示場での特別展の記事が掲載されました。
https://mainichi.jp/articles/20170831/k00/00e/040/195000c

山本愛記者による記事です。
<兵庫県芦屋市在住の医師で、作家の椹野道流(ふしの・みちる)さんの小説に描かれた芦屋市内の場所を撮影した写真と著書の特別展示が市業平町の芦屋市民センターで開かれている。阪神芦屋駅周辺が舞台の「最後の晩ごはん」シリーズ(角川文庫)は6月に8作目が刊行され、今後も続く予定だ。「展示をきっかけに親近感を持って作品も読んでもらえたら」と話す椹野さん。自分の住み慣れたまちをどんな気持ちで書いているのか尋ねた。>
<特別展示の会場には、「最後の晩ごはん」など約50冊と舞台となった市内の写真20点のほか、「椹野家の住人たち」と題して椹野さんの猫やイモリ、文鳥などのペット写真(5枚)も展示されている。9月1日まで。開館時間は午前9時〜午後9時半。>
全文は上記ウェブサイトで読むことができます。

この記事は椹野道流さんご自身のtwitterでも紹介されていました。
https://twitter.com/MichiruF?lang=ja

残念ですが、椹野道流さんの芦屋市立公民館での特別展は9月1日16時ころ終了いたします。


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椹野道流『最後の晩ごはん』第三話に登場する芦屋の動物病院は?

 椹野道流さんの『最後の晩ごはん』第三話「お兄さんとホットケーキ」で、五十嵐海里の兄の一憲の婚約者で獣医の樫木奈津が登場します。
<ガラリとやけに軽やかな音を立てて、入り口の引き戸が開いた。酷く苛立っていた海里もギョッとして口を噤み、反射的に立ち上がる。片手でのれんを持ち上げたまま、開けた扉から躊躇いがちに顔を覗かせたのは、三十代くらいの長身の女性だった。>
第七話には、緒川千世さんのイラストで、奈津のキャラクターが描かれていました。

長めのボブカットとはこのような髪形のことらしいです。

 海里は夜半を過ぎた「ばんめし屋」に突然入ってきた客に「夜勤の仕事なんですか?」と問いかけます。
<「夜勤は確かにあるんだけど、今日は普通の勤務が長引いただけで……」
海里と夏神は、思わす壁の時計を同時に見上げる。「普通の勤務が長引いてって、もうじき午前二時ですよ?そんなに遅くなる仕事っていったい……」女性はどこかはにかんだ笑みを浮かべ、こう言った。「獣医なの」>
 手術が長引いて、安定してから夜勤の子に引き継いだという奈津に対し、
<「ふわー。マジで大変そう。それって、医院を経営してるってことですか?」「ううん、まだ修業中だから、県立芦屋高校のすぐ近くの動物病院に勤めてるの」それを聞いて、夏神はちょっと驚いたように太い眉を上げた。「県芦の近く言うたら、こっからちょっと距離あるやないですか。わざわざ歩きで?」「いいえ、自転車で、業平町に住んでるから、毎日自転車通勤なんです」>

 さて県立芦屋高校に近い動物病院ということで、「みや動物病院」と推定していたのですが、椹野道流さんに直接伺うことがで、間違いなかったことが確認できました。

 やはり、椹野さんは「みや動物病院」にいつもお世話になっていると話され、宮院長が大変熱心で腕のいい信頼できる獣医であることを話されていました。

 一度内蔵破裂して死にそうになっていた野良猫を連れていき、長時間にわたる手術で命を助けてもらったそうですが、あまりにも先生が熱心に救命したため、医療費はすごくかかかってしまい、さすがの椹野さんも目が点になったとか。でもある程度、減額してもらって分割で支払ったそうです。
 院長先生も椹野さんも動物愛護には、考えられないほど熱心な方たちです。

最後に、芦屋市民センターで開催中の「芦屋のペット大集合写真展」の椹野さんの展示コーナーに飾っている、椹野さんから頂いた直筆のコメントです。



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『最後の晩ごはん』カトリック芦屋教会の隣に「ばんめし屋」がある理由

 椹野道流さんの『最後の晩ごはん』の舞台となった兵庫県芦屋市、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」はカトリック芦屋教会と芦屋警察署の間にあるという設定です。そこに設定した理由を椹野道流さんからお聴きすることができました。

(写真は8月19日の神戸新聞阪神版に掲載されたもの)

「ばんめし屋」の所在地は、第三話「お兄さんとホットケーキ」の第一章にわかりやすく書かれています。
<兵庫県芦屋市。六甲山と大阪湾に挟まれ、神戸市に隣接するこの小さな街には、東西方向ほぼ並行に、三本の線路が走っている。その中でもいちばん南……いや。ご当地に言えば海手を走る阪神電車芦屋駅からほんの少し北上したところにあるのが、芦屋警察署だ。
 愛想の欠片もない鉄筋コンクリートの建物だが、一角だけは、かつての壮麗な庁舎の玄関部が残されているのが、何とももの悲しく、印象的である。>

椹野さんが説明している芦屋警察署旧庁舎は阪神芦屋駅の北側に建つロマネスク様式の建物。設計は兵庫県営繕課によるもので、当時置塩章が営繕課長を勤めていました。

御影石のアーチ型玄関とミミズクの彫刻。夜行性なので夜警を意味しているそうです。

石造りのアーチの奥に正面入口があります。壁面のエメラルドグリーンのタイルも印象的です。新庁舎では玄関を芦屋川に面した西側に移したため、この旧庁舎玄関は現在、使われていません。

<一方、警察署から芦屋川沿いに北上、すなわち山に向かって歩いて行けば、緑がかった尖塔の屋根が目印のゴシック風建築、カトリック芦屋教会が見えてくる。>

設計は、建築家の長谷部鋭吉氏によるもので、戦後昭和28年に竣工しています。

 椹野道流さんはこの二つの建造物が大好きで、毎日この建物を見ながら仕事ができたら、何て素晴らしいことだろうと、その間の空き地に「ばんめし屋」を設定したそうです。

<そして、そんな二つの対照的な建物の間にある、典型的な昭和の木造二階建て住宅。それこそが、この物語の舞台である。一見、古い民家とおぼしきその家の玄関には、「ばんめし屋」と書かれた木製のプレートが掲げられている。>

 行ってみればわかるのですが、実はこの二つの建物の間には芦屋税務署があるのです。

しかし、『最後の晩ごはん』では、あたかも存在しないように書かれています。
 その建物には椹野さんにとってあまり良くない印象の出来事があったそうで、存在を消し去ってしまったそうです。

 椹野さんがカトリック芦屋教会の建物がお好きな、もう一つ衝撃的な理由がありました。
それは、幼いころ見られたウルトラセブンにカトリック芦屋教会が登場し、その印象が強く残っていたからだそうです。
それは、ウルトラセブンの【第14話 ウルトラ警備隊西へ】1968年1月7日 放送でした。

金髪女性は、ドロシー・アンダーソン(実はペダン星人)。
 ストーリーは、地球がペダン星へ観測用ロケットを打ち上げたことにより、侵略されたと思ったペダン星人が報復を企て、地球防衛軍は六甲山にある防衛センターで対策会議を開こうとしますが、会議に向かう科学者たちが次々と殺されてしまいます。
 この防衛センター入口の外観に使われたのは芦屋市役所でした。

偶然でしょうか、現在芦屋市市制77周年記念事業として「ウルトラセブン芦屋へ」が開催されており、カトリック芦屋教会および芦屋市役所でウルトラセブンミニパネルが展示されています。8月27日(日)には精道小学校で特別上映会が開催されそうです。
椹野道流さんも楽しみにされていました。



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『最後の晩ごはん』の椹野道流さんにお会いできました!

 昨日から芦屋市民センター展示場で始まった「芦屋のペット大集合写真展」に、椹野道流さんのコーナーを設け、作品や椹野さんのペットの紹介をしています。


 昨日は椹野道流さんとKADOKAWAの編集者の方にお越しいただき、新聞社やケーブルテレビのインタビューを受けていただきました。
 椹野道流さんは、私にとって最初は男性か女性かもわからない謎の作家でありましたが、「ダ・ヴィンチ」の記事等で女性作家であると知り、少しずつヴェールがはがされてきました。
気難しい作家ではないかと心配していたのですが、記者の質問にも大変フランクにお話いただき、安心いたしました。
会場には椹野さんの到着前から多くのファンの方が集まっており、親しくお話され、ファンの方がそれぞれ持参した著書にも快くサインされ、皆様喜んでおられました。
当日の様子が本日の神戸新聞に掲載され、インターネットでも読むことができます。


https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201708/0010477310.shtml



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椹野道流『最後の晩ごはん』に登場する芦屋市内の舞台をまとめました

 椹野道流『最後の晩ごはん』は芦屋警察署と税務署の間にある「ばんめし屋」から話が始まります。

そして舞台はほとんどが芦屋市内。
シリーズ第1弾から第8弾までに登場した芦屋市内の舞台をまとめてみました。

それぞれの舞台の写真と小説の引用文につけた番号は、芦屋市街地図に示した番号と一致しています。





















椹野道流さんは私にとって謎の作家でしたが、芦屋市在住の麗しき女性であり、

Wikipediaで調べると、「日本の法医学者・小説家。兵庫県出身。デビューから数年はとある医科大学の法医学教室に籍を置く、非常勤の監察医だった。現在は専門学校で教壇に立つかたわら、作家活動をしている。特技は一弦琴。中原中也が好きで、ペンネームの「椹野」は椹野川に由来する。」と書かれています。
 とある医科大学とは武庫川にある兵庫医科大学のようです。
また、椹野さんのTwitterでは、いつもペットの猫、文鳥、イモリを紹介されており、8月18日から芦屋市民センター・公民館展示場ではじまる芦屋のペットの写真展にも、椹野さんのペットの写真を提供いただきました。

 写真展初日18日の15時ごろ、椹野道流さんご本人に展示場に来ていただけることになりました。
椹野さんのペットの写真のみならず、作品紹介のパネルも展示しています。
椹野さんからはどのようなコメントをいただけるのでしょう。



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西宮が『最後の晩ごはん』第7話のクライマックスシーンに登場

 椹野道流『最後の晩ごはん』第7話「黒猫と揚げたてドーナツ」では、五十嵐海里は里中李英に頼まれ、事故死した遺品整理を手伝うことになり、そこでオルガニート用のカードについていた黒猫の幽霊に気づきます。


 クライマックスシーンで、事故死した飼い主の山崎敦の霊と事故現場で海里とロイドは会話することになるのです。
<「現場は、市役所の近くだったよな。確かお寺の角を曲がった、やたらでっかい木が見えるあたり……」『楠でございましたよね』ポケットの中から、ロイドが情報を補足する。そうだっけ、と気のない返事をして、海里は少しスピードを落として辺りの景色をチェックした。なるほど、前方の対向車線側、道路から少し南に入ったところに、黒々と大木のシルエットが見えてくる。ちょうどそこでガードレールが切れていたので、海里は道路を右折して、スクーターを停めた。>

海里とロイドはスクーターで芦屋から国道2号線を東に走って来て、センターのガードレールが途切れる、上の写真の角を右に曲がるのです。

最初は市役所の近くの寺と楠から海清寺を想像したのですが、よく読むと事故が起こったのは茂松禅寺の角でした。

茂松禅寺も、その位置からわかるように元々は臨済宗東福寺派の六湛寺の一塔頭だったそうです。

<暴走した自動車が国道を外れて飛び込んだのが、この楠の大木がある禅寺沿いの脇道だった。寺の名前と、石垣の上にある白い塗り壁に見覚えがある。脇道沿いにある寺門の石造りの階段が、夜目にも明らかに欠けているのは、おそらく自動車がぶつかったせいだろう。>

楠の大木と茂松禅寺の寺門の階段です。
 もちろん、実際には事故は起こっていませんから、階段も欠けてはいません。

楠の根は道路まではみ出しているので、このような石垣で守られていました。元々はこの道も六湛寺の中だったのでしょう。

<何げなく通りの反対側を見た海里は、思わず「わあ」と声を漏らした。ニュースではそちら側の建物はあまり映っておらず、駐車場しか見えなかったのだが、そこは大きな病院だった。つまりタクトの飼い主である山崎敦は、病院の真ん前で、車に撥ねられて命を落としたといことになる。>

向かいにあるのは、兵庫県立西宮病院の大きなビルでした。

<背後を振り返れば、寺の立派な木製の扉は、固く閉ざされている。階段は石垣より内側に引っ込んで設えてあるので、階段に座れば、ひとまずは表通りからの視線は遮れそうだ。
「ここがまだ、いちばんマシだな」小声でそう囁くと、たちまち人間の姿になったロイドが、海里の隣に現れ、微妙な距離を空けて石段に腰を下ろした。>

この石段で、海里とロイドはオルガニートを鳴らし、山崎の霊を待つのです。

芦屋が主な舞台の『最後の晩ごはん』シリーズですが、7話目にしてようやく西宮が登場しました。



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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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