阪急沿線文学散歩

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://nishinomiya.areablog.jp/bungakusanpo

早川茉莉編『京都好き』は文学好きには手放せない京都案内

 リタイアして、京都に時々出かけるようになりました。多くの文学作品の舞台になっている京都ですが、地理に詳しくなく、どのように巡るかが悩みの種でした。

それを解決してくれたのが、早川茉莉さんの『京都好き』。

 森茉莉、渡辺たおり、植草甚一、池波正太郎、山田詠美ら29人の、作家、詩人、エッセイストの魅力ある京都のアンソロジー。

 もちろん早川茉莉さんの「のばら珈琲」のエッセイも含まれています。

巻末には、各作品で紹介されているお店や名所等のリストとMAPが付いているので、京都歩きにはとても便利です。

 最後に早川茉莉さんの「塩一トンの京都」と題した編者解説がありました。早川さんも須賀敦子さんの作品はよく読まれているようです。
<京都を特集したテレビ番組や雑誌を見るたびに、知らなかった場所やエピソードに出合う。本当にビックリする位、知らないことだらけなのだ。いやはや何とも……と思い、そのたびに須賀敦子さんの『塩一トンの読書』の冒頭の一文を思い出す。
「ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも、一トンの塩をいっしょになめなければだめなのよ」(『塩一トンの読書』河出文庫)
京都もまた、気が遠くなるほど長く付き合っても、理解しつくせない街なのだと思う。だが、歩くたび、お気に入りの場所を訪れるたびに、襞の細部にあるものを少しずつ見せてくれる、それが京都という街である。>

 西宮からは少し時間がかかりますが、まだまだ京都に通わないと本当の良さがわからないようです。訪ねた場所を少しずつブログでも紹介していこうと思っています。




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p11594295c.html
京都 | コメント( 2 ) | トラックバック( 0)

 植草甚一さんと聞いただけで読みたくなります。

[ モンセ分店薬局 薬剤師徒然日記 ] 2017/04/28 9:01:51 [ 削除 ] [ 通報 ]

植草さんのエッセイは銀閣寺の近くにある喫茶店のお話などが述べられており、訪ねてみたくなりました。

[ seitaro ] 2017/04/28 10:18:29 [ 削除 ] [ 通報 ]

名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

■同じテーマの最新記事
昭和28年ドナルド・キーンさんが初めて京都で過ごしたお正月
森茉莉さんの「京都のお正月」とは
早川茉莉編『京都好き』に収められた「森嘉のお豆腐」が趣味どきっ!にも
<<新しい記事へ     以前の記事へ>>
このブログトップページへ
seitaroイメージ
阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

カテゴリー一覧

QRコード [使い方]

このブログに携帯でアクセス!

>>URLをメールで送信<<