阪急沿線文学散歩

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中世の建築物・貴族の館ビルズレー・マナー・ハウス

 イギリスの建物として、どうしても見ておきたかったのは、シャーロック・ホームズやダウントン・アビーなどで登場する貴族の館、マナー・ハウス。
 マナー・ハウスとは中世の荘園(マナー)において、地主たる荘園領主が建設した邸宅です。

 コッツウォルズではヒドコート・マナー・ガーデンでイングリッシュ庭園を楽しむことができましたが、幸運にも湖水地方でストラット・フォン・エイボンから約3マイルのところにあるビルズレー・マナー・ホテルに宿泊することができました。

1066年のノルマン・コンクェストの時代から、この荘園はTrussel家の持ち物で、当初は木製のマナー・ハウスだったようです。

400年にわたってTrussel家のものだったマナー・ハウスは多くの人の手をわたり、修復もされず放置されていたようですが、20世紀の初頭に Sudeleyの第5代男爵Charles Hanbury Traceyによって修復されたそうです。

この門の奥が母屋です。

建築様式はエリザべサン・スタイル。

玄関上部には家主を象徴する紋章が飾られていたはずですが、ホテルとなった現在はその上にランプが取り付けられていました。

中に入ると、大きなマントルピースが迎えてくれました。

庭に出てみましょう。

100年の歴史がある装飾庭園がありました。

装飾庭園から見たマナー・ハウスです。

 シェイクスピアは、しばしばこのビルズレー・マナー・ハウスを訪れ、庭園を歩きながら詩や戯曲の構想を練り、図書室で『お気に召すまま』を書いたと伝わっているそうです。

またこの荘園の広い敷地内に、11世紀に教会が建てられ、そこでシェイクスピアとアン・ハサウェイの結婚式が執り行われたとのことで、シェイクスピアとのつながりも深いマナー・ハウスです。


2階の廊下には1600年代の主の肖像や、剣の飾りなどが掛けられていました。

下に見えるのが食堂で、朝食はここでいただきました。

典型的なイングリッシュ・ブレックファースト。少し取りすぎました。
 わずか一泊でしたが、マナー・ハウスの雰囲気を楽しみ、もっとゆっくり過ごしたかったホテルです。




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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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