阪急沿線文学散歩

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://nishinomiya.areablog.jp/bungakusanpo

ケネディ最後の瞬間のフィルムにそんな物語があったとは

 今年入手した貴重な雑誌は1963年のLIFE JOHN F.KENEDDY MEMORIAL EDITION。



 そこに掲載され、その後何度も使われているケネディ最後の瞬間の連続写真は衝撃的でした。


 ところで、その連続写真(8mmフィルム)を撮影した人物を登場させた実録ドラマ『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』(2013年)がBSジャパンで放映されました。


 このフィルムを撮影したのはテキサス州ダラスの婦人服製造業者のエイブラハム・ザプルーダー。

ケネディがすぐ近くのディーリー・プラザにやって来ることを知ったザプルーダーは、大統領の車列を、エルム通り (暗殺発生現場) に面したコンクリート製のパーゴラの上に立って撮影。

姿勢を安定させるため、会社の受付係の女性が背後からザプルーダーを支えていたそうです。

 この時撮影された歴史的フィルムは、『ザプルーダー・フィルム』と呼ばれ、現在その映像はYou Tubeでも見ることができます。

The Kennedy assassination of Abraham Zapruder video
https://www.youtube.com/watch?v=ZbRgab_IOj0

 事件直後に、ザプルーダーはオリジナルとコピー1本を保有し、他の2本のコピーをシークレット・サービスの職員に渡します。


その晩、ザプルーダーは自宅で、『ライフ』誌の編集者から電話を受け、翌朝、編集者は飛行機でダラスに向かい、ザプルーダーと面談、フィルムの出版権の購入について話し合います。


 その後、ザプルーダーは『ライフ』誌にオリジナルのフィルムと、それに係る全ての権利を150,000ドルで売却。『ライフ』誌との取引には、フィルムの313コマ目は公開しないという条件が付けられていたそうです。フィルムの313コマ目とは、大統領が頭部に致命的な銃弾を受けた瞬間が写ったコマでした。

映画の最後で、ザプルーダー本人の写真が出、暗殺事件はザプルーダーにとってトラウマとなり、彼はそのカメラを二度と使うこと出来なくなり、1970年に亡くなったと説明されていました。





goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://nishinomiya.areablog.jp/blog/1000061501/p11696501c.html
海外 | コメント( 2 ) | トラックバック( 0)

 へ〜凄いです 今年も沢山の記事を楽しませていただき ありがとうございます。凄い博学ですね 尊敬します。

[ モンセ分店薬局 薬剤師徒然日記 ] 2017/12/31 8:41:03 [ 削除 ] [ 通報 ]

偶然テレビで見て、聞いて聞いてと記事にしてしまいました。
来年もモンセ店薬局さんの記事を楽しみにしております。

[ seitaro ] 2017/12/31 12:27:14 [ 削除 ] [ 通報 ]

名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

■同じテーマの最新記事
エジンバラで見つけた『ジキル博士とハイド氏』のモデルとなった人物
ロンドン塔のカラス伝説を初めて著述したのは夏目漱石『倫敦塔』
夏目漱石が『倫敦塔』で見た「怖い絵展」のポスターの幻想
<<新しい記事へ     以前の記事へ>>
このブログトップページへ
seitaroイメージ
阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

カテゴリー一覧

QRコード [使い方]

このブログに携帯でアクセス!

>>URLをメールで送信<<