阪急沿線文学散歩

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芦屋が舞台の『最後の晩ごはん』ばんめし屋の撮影スポットは東京?

 椹野道流『最後の晩ごはん』の「ばんめし屋」は、小説では次のように椹野道流さんが大好きだったカトリック芦屋教会の建物と芦屋警察署の間、すなわち芦屋税務署のあるところに設定されています。

<一方、警察署から芦屋川沿いに北上、すなわち山に向かって歩いて行けば、緑がかった尖塔の屋根が目印のゴシック風建築、カトリック芦屋教会が見えてくる。

 そして、そんな二つの対照的な建物の間にある、典型的な昭和の木造二階建て住宅。それこそが、この物語の舞台である。一見、古い民家とおぼしきその家の玄関には、「ばんめし屋」と書かれた木製のプレートが掲げられている。>


下の地図の赤矢印の位置です。


 
 ドラマでも同じ場所に設定され、ばんめし屋のシーンの前後には芦屋川の風景がでてきます。

たとえば、ばんめし屋で働く五十嵐海里に電話がかかってきて、店の外に出る場面。


写っているのは阪神芦屋川駅近くの公光橋です。


 この「ばんめし屋」はセットと思っていたのですが、先日の椹野道流さんの講演会で、東京下高井戸の住宅街に実在するお店が使われたことがあかされました。

調べると下高井戸駅から徒歩2分の昨年4月にオープンしたばかりの居酒屋フジタカ食堂さん。

 閉店後の深夜から朝まで店を借り切って、しんとした住宅街でフジタカ食堂さんだけが不夜城のように煌々とライトが照らされ、撮影されたそうです。

この映像、よく見るとばんめし屋の表の掲示板には「芦屋歩記」や「芦屋少年少女合唱団」のポスターまで張られているではありませんか。


 椹野道流さんが講演の中で話されていましたが、東京のお店が突然芦屋に登場。しかしまったく違和感なくドラマは進みます。





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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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