阪急沿線文学散歩

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『月刊神戸っ子』4月号に夙川市場の写真

 BSプレミアムで放映された『平成細雪』で大水害の場面で、夙川市場がモデルとなったと思われる夙川駅前商店街が登場していました。

考えてみると、夙川市場は終戦直後から昭和49年まで存続した公設市場で、原作の阪神大水害の昭和13年にも、平成の時代にも存在してなかったのですが、夙川駅前の雰囲気がよく出ていました。

 今まで夙川市場の写真を見ることはなかったのですが、『月刊神戸っ子』に2枚の写真が掲載されていました。

1枚目の写真には2か所看板と庇に「夙川市場」という文字が読み取れます。

ただこの写真の説明は「昭和20年代の阪急夙川駅周辺の写真。提供/夙川自治会」
と書かれており、正面には阪急夙川駅の屋根と鉄塔が見えています。


 昭和36年の住宅地図で見ると、夙川市場はもう少し南側、斜めに走っている道路沿いです。


 『月刊神戸っ子』インタビューで成田屋さんのご主人も、夙川市場について次のように話されていますので、間違いありません。
<今のグリーンタウンの辺りには森のような広場があり、元々は邸宅があったのでしょうか、ぽつんとひとつ蔵が残っていて子どもたちの遊び場になっていました。戦後できた公設市場は、片鉾池辺りから入って今の山手幹線辺りに出る南北に長い市場で高低差があり、出たところが階段になっていました。20か30ほどのお店が入っていたでしょうか、今でも端から順にだいたい覚えています(笑)。>

住宅地図で数えるとお店は40軒くらいあったようです。

インターネットで検索すると「昭和探偵団」のサイトに現在の地図に昔の地図を重ねて夙川市場の位置が示されており、グリーンタウンの西側あたりにあったようです。

http://www.ventiler.jp/2015/09/04/

昭和20年代の終戦直後は夙川駅前のお店も夙川市場と呼ばれていたのかもしれません。

もう一枚の夙川市場の写真。

「昭和20年代はじめの風景。女性の後ろに、「SHUKUGAWA MARKET」の文字が見える。提供/夙川自治会」と説明されています。


 終戦直後だと思いますが、普通の八百屋さんにしては、なんともハイカラな横文字です。




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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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