阪急沿線文学散歩

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赤瀬川源平『仙人の桜、俗人の桜』日本は桜の国だ

 今年の桜は早く、もうピークを過ぎてしまいましたが、「桜まつり」などの行事が各地で開催されるほど、日本人中が花見で大騒ぎになるシーズン。


 赤瀬川源平『仙人の桜、俗人の桜』では「日本は桜の国だ」とシーズン到来を面白く解説されています。

<日本は桜の国だ。春になると南から桜前線が攻め込んでくる。そうするともう日本中が大変なのだ。さあ攻めてきたというので、みんな弁当を作り、ゴザを用意し、いまはビニールシートだが、酒ももちろん買い込んで、仲間と連絡しあい、集結地点を確認する。
 会社や団体ごと動くこともあり、その場合はまず若い斥候が密かに集結地点を偵察に行き、あらかじめビニールシートをしかける。そうやって敵を防いでおいて、そこへ本舞台が出陣していく。つまり桜前線が北上してくると、ほとんど日本中が戦争状態に突入する。>

早朝6時前の夙川公園、もう若武者が出陣して、ビニールシートをしかけています。

<うかうかしてはおれないのである。敵は何かというと、わからない。敵の正体はわからないまま、とにかくみんな桜の樹の下へ出陣していく。>
 敵は桜の命の短いことでしょうか。私も花見に夙川公園を早朝からうろうろ。

 この春撮影した、私の好きな、ご近所のお花見スポットをいくつかご紹介させていただきます。

まずは阪急甲陽線鉄橋。@
マルーン色の阪急電車が桜の中を通り抜けます。

画家の三木衞さんの描いた甲陽園鉄橋付近の花見。楽し気な様子が伝わってきます。

夙川のこほろぎ橋付近。A


こほろぎ橋は1959年版映画『細雪』のスチール写真にもなっていました。

ドライブするなら夙川さくら道の桜もお見逃しなく。B

震災後、ニテコ池周辺に新たに植えられた桜も育ってきました。C


『火垂るの墓』にも登場するニテコ池です。

最後に越水浄水場の桜。D

屋上から見た桜は六甲山を背景に見事に咲き誇っていました。

以下ご参考地図です。





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夙川 | コメント( 2 ) | トラックバック( 0)

 バイクの免許を取った時はこの辺りを走り回りました。

[ モンセ分店薬局 薬剤師徒然日記 ] 2018/04/04 10:06:13 [ 削除 ] [ 通報 ]

夙川さくら道、ゆるやかなカーブと松の緑と桜並木、ニテコ池から見える甲山、きっと爽快だったと思います。

[ seitaro ] 2018/04/04 10:47:04 [ 削除 ] [ 通報 ]

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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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