阪急沿線文学散歩

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「阪急宝塚山手台」のPRに原田マハさんまで起用した阪急不動産

 小林一三から続く伝統が、そうさせたのでしょうか。

 
 阪急不動産は開発中の「阪急宝塚山手台」をPRするため、2011年にビッグ・ネームの原田マハさんを起用し、自社HPに、『スイート・ホーム』と題したweb.小説を公開しています。

 創作にあたっては、一般から広く、住まいや家族に関する思い出やエピソードを募集し、それらのエピソードを盛り込み内容をアレンジ・脚色したそうです。
 
 さすが、原田マハさん。心の琴線に触れるストーリーに仕上がり、単なるPR小説に留まらず、2018年3月にポプラ社より刊行されました。

 小説はこんな風に始まります。
<大阪・梅田から、山手を走る電車に乗ってきてください。駅前のバス乗り場で、バスに乗って、ふたつめのバス停で下りてください。>

調べてみると、山手を走る電車とは阪急宝塚線のこと。

宝塚山手台の最寄りの駅は山本駅でした。

 駅前のロータリーからバスが出ています。

<駅と家とをつなぐバス通り、いつも私が通っている道。私の大好きな道です。春になれば、バスの窓からやわらかな日が差し込みます。きらきら、街全体が、淡い光に包まれています。初夏ならば、いっぱいの新緑が通りを輝かせています。この季節には、車窓を開けて、深呼吸したくなります。秋にはうつくしく色づくケヤキ並木が目を楽しませてくれます。そして冬、ひんやりと研ぎ澄まされた空気が頬に心地いいんです。>

 この地域の開発は約30年前から始まっているようですが、原田マハさんの文章を読んでいると、PRと知りつつも、あまりにも美しく描かれていますので、小説の街角を追って、地図を見ながら訪ねてみることにしました。続きは後日。





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原田マハ | コメント( 2 ) | トラックバック( 0)

今年になって「スイート・ホーム」を読みました。
知っている場所が出てくるので親しみを覚えました。

[ 西野宮子 ] 2018/09/30 14:38:00 [ 削除 ] [ 通報 ]

関学や西宮もでてきますね。山手台からの景色、確かめてきます。

[ seitaro ] 2018/09/30 21:22:17 [ 削除 ] [ 通報 ]

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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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