阪急沿線文学散歩

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宝塚山手台のループ橋(原田マハ『スイート・ホーム』)

 原田マハ『スイート・ホーム』で宝塚山手台からの眺望が何度も描かれています。
山手台に住む主人公・陽皆が近所に散歩に出かける場面です。

<この街には私の大好きなスポットがあちこちにある。ゆるやかなカーブを描いてバス通りをまたぐ歩道橋。大阪の街、晴れた日には明石海峡まで、広々と一望できる。高台の街ならではの得難い眺望だ。>

バス通りまたぐループ橋は山手中央台と山手三丁目のバス停の中間地点、阪急オアシスのすぐ傍に架かっていました。

ループ橋から西の方を見ると、甲山が見え、山手台小学校では秋の運動会が開かれていました。

ループ橋の東側を見ると、高台の分譲地に新しい家が建ち始めています。

<公園でひと息つくたびに、空って大きいなあ、と実感する。逆に、この空の大きさが私の基準になってしまっているから、高層ビルが立て込む都会の空は、窮屈に感じてしまう。天気のいい日には、この公園に立ち、深呼吸する。ときどき、飛行機が悠々と弧を描いて青空の彼方に消えていくのが見える。>
 山手台にはいくつかの素晴らしい公園が整備されていますが、ここで登場する公園は、ループ橋の西側にある山手中央公園のことでしょう。

高層ビルが見えない、大きな空が見える公園。
三々五々ベンチでお弁当を食べている家族も見かけます。

メタセコイアの木でしょうか、大阪の近郊にいながら、外国に来たような気分になりました。

 この青空に見えた飛行機は伊丹空港の発着便のことだと思いますが、原田マハさんの現地取材、その風景を描写される才能には、小説を読み進むうちに何度も驚かされます。






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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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