阪急沿線文学散歩

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原田マハ『スイート・ホーム』の洋菓子店のモデルを発見!

 原田マハ『スイート・ホーム』の主人公・香田陽皆の実家は宝塚山手台にある小さな洋菓子店「スイート・ホーム」です。
 駅前のバス乗り場からバスに乗って、二つ目のバス亭・山手台二丁目でバスを降ります。
<バス停で下りたら、最初の角を左に曲がってください。いくつかの角を曲がって、しばらくすると、ふんわり、甘い香りが漂ってくるはずです。クリーム色の壁の家。チョコレート色のドアのそば、大きなキンモクセイの木が目印です。>
そこが陽皆の家、「スイート。ホーム」という名の小さな洋菓子店です

 実際に訪ねてみました。

山手台二丁目の交差点です。
この角を左に曲がって、いくつかの角を曲がってみました。

緑が豊かな高級住宅街。

遊歩道も素晴らしく整備されています。

 しかし、洋菓子店などありそうもなく、「スイート・ホーム」は完全に原田マハさんの創作した洋菓子店と思っていました。

 しかし、先日偶然にも宝塚五月台の「菓子工房みわあおに五月台4丁目」のクラシックマドレーヌをお土産にいただきました。そして、そのオーナーシェフ三輪 青丹氏が元宝塚ホテルの製菓長であったと教えていただき、まさに「スイート・ホーム」のモデルではないかと思ったのです。

正確な住所は宝塚市中山五月台4丁目12-1で、山手台の近くにあります。

赤のポイントマークが「菓子工房みわあおに」で、下側の黄色の丸印が山手台二丁目の交差点でう。

小説『スイート・ホーム』では、次のように書かれています。
<この街に移り住んで五年目、私が中学三年生のときに、父は、それまでパティシエとして勤務していた宝塚にあるホテルを退職し、自宅を改装して洋菓子店を開いた。以来、ご近所の方々、それに大阪のほうからも、こうして買いにきてくれるお客様に恵まれている。>

お店はこのビルの二階です。

外観は小説と違いますが、中に入ってみると、こんな感じです。

<この店の厨房は、お店とのあいだがガラス張りになっていて、ショーケースのこちら側から奥でのお菓子作りが見えるようになっている。逆に、厨房側から店内の様子もうかがえるというわけだ。常連客が来店すると、必ずといっていいほど、パティシエ自ら出てきて挨拶をしてくれる。>
小説通りの店内の様子でした。

 これだけ条件が揃うと、「菓子工房みわあおに五月台4丁目」が「スイート・ホーム」のモデルになったことは、おそらく間違いないでしょう。






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阪急沿線の街にゆかりのある小説や随筆、アニメの舞台を訪ね、当時の景色や登場人物に思いを馳せるセンチメンタル散歩です。震災以降、街並みは大きく変わりましたが、歴史ある美しい景観を守る一助になればと思っています。

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